座布団一枚に扇子と手拭い…たったそれだけで表現できる落語の世界は、本当に奥が深い。
聴く側に必要なものは、噺家さんよりもさらに少なく、たったひとつだけ。


先日の「立川志の輔 独演会」では、おそらく落語を初めて聴く人でも、その聴く側に必要なもの、つまり…「想像力」を、身構えることなく、最大限に活用できたのでは?

お噺の世界に完全に惹き込まれてしまうので、聞き入っている間は、その力量を感じさせないような、本当に素晴らしい噺家さんでした!

2018-05落語会2

2018-05落語会5


『親の顔』は、途中で「落ち」は想像できたものの、そんなことよりも、お噺そのものが面白くて、笑いっぱなし。

『新・八五郎出世』は、よくある粗忽者のお噺なんだろうな…と思っていたら、いつのまにか人情噺の様相。
気がつけば、鼻の奥がツンとしていた。
そして、最後はまた大笑い。
14時の開演で、終わったら17時。
志の輔さんも、ホントは2時間の予定だったんだけれど…とおっしゃっていたけど、こちらは時間を感じることなく、まさに極上のひととき。


観音寺ハイスタッフホールは、昨年のマルタ氏の公演がきっかけで会員になったけれど、会員でよかった…と思った公演!
建物も素敵(^_-)-☆

2018-05落語会3


【2018/05/07 16:12】 | LIVE記録(落語など)
トラックバック(0) |
今日は「立川志の輔 独演会@観音寺市民会館(ハイスタッフホール)」でした!

2018-05落語会1

【2018/05/05 23:02】 | LIVE記録(落語など)
トラックバック(0) |
このところ、日替わりで暖かかったり、また寒かったり。
日々の気温差が激しくて身体がついてゆけない。

しかし…。
なんといっても、つい先日、汗だくになるくらいの気温だった日に冬物のセーターを洗ってしまったんだけれど、どうしてくれる?

今日の朝は、久々にエアコン入れたくらい寒かったというのに、お昼前には汗ばむ陽気。
外出途中でインナーを脱いだり、また着たりと、変温動物のワタクシにはとっても過ごしにくい季節。

そんな気温差にもめげず、本日は「上方落語を楽しむ会」へ。

2018-03落語会


開口一番は月亭秀都(しゅうと)さんで「時うどん」 …昨年6月に年季明けしたばかりだそう。
さわやかな好青年。
落語もなかなかお上手。

次に登場したのが、笑福亭呂竹(ろちく)さんの「始末の極意」…登場して口を開いた途端に、客席側を曳き込んでしまう話術はさすが。
ぜひ、またもう一度聞きたい落語家さん。

中入り前の一席は、林家花丸さんで「一文笛」…これは、米朝師匠の創作落語だとおっしゃっていたように思うんだけれど、一応人情噺のジャンル? ちょっとほろっとしながらも、最後は爆笑。 
いつもながらに、気がつけばその世界にすっかり入り込んでしまっていた。

最後は、同じく花丸さんの「まんじゅうこわい」…これはめっちゃ有名なお噺。
もちろん今までも落語会や、またテレビなどでも、何度も聞いたことがあるけれど、花丸さんの落語は本当に素晴らしい。
結末(落ち)もすべてわかっているというのに、非常に新鮮!


【2018/03/04 21:06】 | LIVE記録(落語など)
トラックバック(0) |
宝くじは買わないけど…これには行ってきた(^_^)
        ⇓
2017-10-24-1.jpg

2017-10-24-2.jpg




本日も、詳しく書く時間がないので、記録のみ。

開口一番は、桂竹わ(ちくわ)さんで 「転失気(てんしき)」

次に登場した小朝師匠は、最後の落ちが「「ホーホケキョ」の噺。
やはり、この方の落語はとっても巧み。
細かい部分まで、計算しつくしている…とでもいったらいいのか。

しかしながら…。
残念なことに、このお噺は、最初の部分で、斜め前の席に座っていたオバハンが携帯をマナーモードにしていなかった上、その後は、携帯の操作音が周辺に響く状態でそのまま携帯をいじり続けたため、前半部分は、まったく舞台に集中できなかった。
ワタクシ、そのオバハンの頭を後ろからなぐってやろうかと思ったんだけれど、周辺でも同じ思いの方はいらしたみたい。
少なくとも5~6人がそれぞれ強い非難の目をオバハンに向けたので、ようやくその「無作法」なふるまいは止まった。

途中からは小朝師匠の話術に惹き込まれていったけれど、いいお噺だったので、めっちゃ腹立たしい。


仲入り後は、春風亭ぴっかりさんで「悋気の独楽」

最後が小朝師匠の「柳田格之進」
これは…おそらくは小朝師匠の「意図」により、ただの人情噺の展開にはしていなかったことが、ワタクシ好み。




さて…。
諸事情により、明日から約1ケ月間ほど、ブログ更新できません。
しばらくはパソコンのない生活でござる「(-_-;)
もちろんテレビはあるけれど、きっと大音量の時代劇くらいしか見られない…はず(苦笑)

あっ、ワタクシも相棒クンも元気なので、ご心配なく。


時間や気持ちに余裕があれば、たまには携帯から更新できる…かも(;´・ω・)


【2017/10/25 21:04】 | LIVE記録(落語など)
トラックバック(0) |
昨夜のライブは「狂言」!

2017-03-29-1.jpg

2017-03-29-2.jpg

ホールの友の会会員なので、チケットの割引はあるし、なんと、前から5列目の席だったし…(^_-)

狂言を生で見るなんて初めて(…と思ってた)だったから、興味津々、期待も大。
我々のような初心者向けに、最初30分近くも丁寧な解説があったこともあり、とても楽しめた。

狂言師の方々は、見ている客席側が、けっして肩に力を入れることなく、気軽に楽しめるような動きをしているんだけれど、その動きは、それはとても厳しい修行の上での所作。
素晴らしかったし、また何といっても、とにかく面白いお話なので、相棒クンともどもず~っと笑いっぱなし。

チャンスがあれば、またぜひ見たい、と思った楽しい夜。



で…終わってからも、初めての「生狂言…」は素晴らしかった~なんて、興奮さめやらぬ状態だったんだけど。

今日になって、古い記憶がよみがえってきた。
ワタクシ、子供の頃に能と狂言の舞台を見たことがある…(^▽^;)



子供の頃、父親が趣味で謡曲を習っていた時期があった。
その当時、父が熱心に見ている能・狂言関連のテレビを何となく一緒に見ていた、というか目に入ってた、という記憶はあったんだけど。

今朝になって、もうひとつ別の記憶を思い出した。

いつ頃だったとか、どこの場所だったかは、まったく憶えていないけど、舞台自体の大きさに比べると、何か妙に狭い範囲の台(苦笑)の上で、ゆっくりと舞ったり、面白いことを言う人が出てきたりしていた舞台を、生で見たことがある。
そのとき、面白い人は太郎冠者という名前なんだ、と知ったことも同時に思い出した。

当時のワタクシにとっては、父の趣味は「謡曲」であり、「謡曲」と言えば「高砂や、この浦舟に帆を上げて、この浦舟に帆を上げて…」だとか「四海波静かにて…」でしかなかったんだけれど…:(;゙゚''ω゚''):


こんなところで、過去とつながっていたなんて…。


【2017/03/29 21:39】 | LIVE記録(落語など)
トラックバック(0) |
年明け以降、2ヶ月以上も「快適なこたつ生活=怠惰な日々」を過ごしていた反動からか、この2週間ほどは、超・過密スケジュール。

街なかの美容院まで2回もお出かけ(カラーリングとストレートパーマは、同時にできないことは承知しているのに、寒いなか出かけるのがおっくうで、伸び放題&白髪状態を3ヶ月近くも放置)。
その合間を縫うように、落語会でまたもお出かけ。
そして、田舎のお墓掃除のために、一泊で里帰り。
エレカシライブ遠征で、大阪一泊。


気がつけば、何ともう3月が終わろうとしている…(;^ω^)



とりあえず…。
まず本日は、落語会の記録。

第35回 上方落語を楽しむ会  平成29年3月12日(日)


「オープニングトーク」   桂 鯛蔵 & 林家 花丸
「ふぐ鍋」      林家 染八
「阿弥陀が池」   桂   鯛蔵
「悋気の独楽」   林家 花丸
中入り
「景清」        林家 花丸


染八さんは2度目。
「ふぐ鍋」も、2度目。
前は、おそらく花丸さんだったのかな?
もっと落ち着きのある噺家さんで聴いたはず。
それに比べると、染八さんは、張り上げたときの声のトーンが若干気になるけれど、これは年齢や経験とともに、次第に耳障りにはならない声に変わっていくだろうと期待。

鯛蔵さん、お顔は非常に若く見えるけど、おそらく経験豊富?な方。
非常に巧い噺家さん。
また聴きたい落語家のおひとり。

花丸さん、声だけでなく、目の動きひとつで、即、女性に変身(笑)
いつもながら、本当に楽しませていただいた。

出口の黒板に本日の演目を書いておきます、ということだったが、帰りのJR便の発車時刻が迫っており大急ぎで出たから、見ることができなかった。
でも、たぶん…この演目で間違ってないはず。


【2017/03/26 13:30】 | LIVE記録(落語など)
トラックバック(0) |
昨日は落語会。


オープニングトーク   
 笑福亭風喬 & 林家花丸

「開口一番」 
  林家染八       
「あくびの稽古」 
   林家花丸
「花筏」 
   笑福亭風喬
 
  中入り

「市川堤」          
    林家花丸

        三味線 はやしや香穂



林家染八さん、若くて元気はつらつという雰囲気の方。

しかし、いつもだったら、開口一番の演題は忘れても、内容くらいは憶えていることがほとんどなのに、今回はまったく思い出せない。
これには理由があって、最後の演目だった花丸師匠の「「市川堤」があまりにも強烈で、その前の記憶が飛んでしまったから。
かろうじて「花筏」「「あくびの稽古」は思い出せたけど…(;´・ω・)
染八さん、せめて僕の名前は憶えて帰ってほしい、とおっしゃっていたけど、お名前&お姿は、もちろんしっかり目に焼き付いてますm(__)m 


笑福亭風喬さん、今の朝ドラに、名前は出ないけどエキストラ的な役者さんとして出ておられるそう。 
市村正親さん演じる人物や、彼のいる建物の近くで映っていることが多いらしい。
すみません、ワタクシ、今回の朝ドラ、まったくそそられなかったので、数日で見るのをやめてしまったので(;´Д`)
風喬さんによると、このドラマは、今後とってもおもしろく、ゆっくりした展開になるらしい。

「花筏」は相撲のお噺。
風喬さんは、口調が柔らかというか、耳に障らないので、その世界にすっと入ることができて、惹き込まれた(^_-)


花丸さんは、毎回思うんだけれど、本当に素晴らしい。
今回の「市川堤」は怪談。
上方落語は滑稽で笑えるものが多く、オバQ程度のおはなしだとか、上方落語の怪談ものの最後の落ちはこういうふうに決まっているだとか、おっしゃっていたけど、場内にも趣向を凝らして、けっこう怖かった(苦笑) 

しかし、そういう、目に見えるものよりも、噺の内容や、花丸さんの語り口から想像できるものが、人間の「闇」の部分を浮かび上がらせており、そういう意味での怖さが強烈。
とてもオバQどころではなかった…:(;゙゚''ω゚''): 


花丸さんには、この演目までに、じゅうぶん笑わせていただいたので、たまにはこういうのもいいかな。   


【2016/10/24 19:05】 | LIVE記録(落語など)
トラックバック(0) |

FC2トラックバックテーマ 第2133回 「最近笑ったことは?」



昨日の落語会。

2019-7落語会


開口一番で「道具屋」を演じた桂紋四郎さんは、さわやかな好青年という感じで、この落語会では、もう何度目かになるこのお噺 も新鮮な気持ちで楽しめた。
また、花丸さんは、もちろん上手過ぎるくらい上手い噺家さんなので、あっというまにその世界へ惹き込まれる。
花丸さんのお楽しみは、かなり古い時代に林家蘭丸さんとおっしゃる方が作ったという、なぜか新しく感じるお噺「月宮殿星の都」で、それはそれで、もちろんじゅうぶん聴きごたえあり…だった。


が、この日の大笑いは、なんといっても、桂文鹿さんの創作落語「紙相撲風景」
涙が出るほど笑わせていただきました!

文鹿さん、おそらくは「究極のヲタ」…とお見受けしましたが…(^▽^;)
またぜひもう一度聴いてみたい落語家さん。
仕事で行けなかった相棒クンに様子を伝えたら、行けなかったことが非常に残念そうな顔(;・∀・)


【2016/07/04 10:07】 | LIVE記録(落語など)
トラックバック(0) |
昨夜は落語の独演会。

独演会

独演会2



お彼岸が近くなり、日も長くなったので、会場のサンポートホールへ着いたとき、「そら」はまだ明るく、「くも」もあったけれど、このときは「くも」を見上げても、大きく深呼吸しながらだったからか、けっしてもの悲しい気持ちにはならなかった。
「生きる」ことは悲しいことばかり…というわけでは、けっしてない。

雲



さて、落語独演会。
独演会ということだったので、てっきり小朝師匠おひとりだと思っていたけれど。

開口一番は、桂文雀さんの「桃太郎」
これは、先日の落語会で鞠輔さんによる一席を聞いたばかり。
一瞬「また桃太郎…」という気持ちだったけれど、噺家さんによって違う表現を実感できた。

好みとしては、おそらく女性ということもあってか、鞠輔さんの方が、ワタクシは好き。

いよいよ次が小朝さん。
実は、若い頃のワタクシは、彼が苦手。
テレビでお顔を見かけたらその瞬間に、チャンネルを替えていたほど。

しかし…。
人は変われる(笑)
いつのまにかそこまでの苦手感が消え、このホール主催イベントの独演会を知ったときには、友の会に入会してチケットを取ろうか、という気持ちに。

そして、昨夜は小朝さんの落語を3席聞いたのだけれど、もう「上手いっ」のひと言(^_-)
努力だけではないんだろうな、やはり天賦の才ってあるんだろうなって、ついついそんなふうに思ってしまった(^^ゞ


「菊池寛が落語になる日」というサブタイトルがついているように、菊池寛の小説を落語で語るという試みらしい…が('◇')ゞ

すみません、ワタクシ、「文学作品」は、けっしてキライってわけじゃない。

でも、菊池寛作品は、1冊も読んではおりません。
高松出身ということは、もちろん知ってるし「父帰る」という、超・有名な代表作があることも、芥川賞や直木賞の創設者であることも当然知ってはおりますが…<(_ _)>

というわけで、小朝さんの3席のうちどれが菊池寛の作品からだったのかがよくわからなかったんだけれど…。
大岡越前のお話の「奉行人と人相学」と、中入り後の、舞台照明を効果的に使った国定忠治のお話の「入れ札」が、おそらく菊池作品。

そして、大神楽の柳貴家雪之介さんの曲芸(初めて、生で「太神楽」というものを見たけれど、ハラハラしながらも非常に素晴らしかった)で楽しんだ後の、最後の一席は「抜け雀」

この「抜け雀」、以前に確か染丸師匠で一度聞いたことがある。


小朝さんもおっしゃっていたけれど、落語は聞く側の想像力なくしては成り立たない。

その想像力に、特別な能力は要らないから大丈夫。
特別な才能はないけれど、しっかりと頭を働かせた夜!(笑)


【2016/03/12 17:14】 | LIVE記録(落語など)
トラックバック(0) |
昨日は落語会。

出演   林家花丸
     旭堂南陽
     桂 鞠輔
        三味線 はやしや絹代

講談があるということで、相棒クンもやや強引に仕事を休み、ふたりで出かけた。

講談は、たまにテレビでやっているのを、何となく聞いたことがあるくらい。
「歴史もの」を面白おかしく、雄弁に語る…程度の認識で、ちゃんと聞くのは初めて。
旭堂南陽さん、素晴らしい「話術…と言っていいのかどうか(^^ゞ」で、真田幸村にまつわるお話で楽しませてくださいました。
「講釈師、見てきたような嘘をつき…」とは、言い得て妙!(^^)!

桂鞠輔さんは、若手の女性落語家。
表現が適切ではないかもしれないけれど、「きれいな落語」という印象。

そして、会主の林家花丸さんの落語は、いつもながら「上手い」としか言いようがない。
「猫の災難」では、ホントの大酒呑み、ただの大酔っ払いにしか見えなかった。


しっかり頭をフル回転させて「笑う」っていうことが、今の時代にはなかなかできないので、この落語会は、非常に貴重な時間(^_-)


【2016/02/29 15:46】 | LIVE記録(落語など)
トラックバック(0) |