7月30日は「楽園音楽祭2016 35th Anniversary スターダスト☆レビューwith んなアホなホーンズ in 20回目のテアトロン」
ため息が出そうなくらいの見事な上天気の中、暑さにも、また急坂にも負けず、今年も楽しんでまいりました(^_-)-☆


野外ライブは、お天気が心配。
しかし…。
今回も数日前からまったくお天気の心配がいらない天気図。
当日の朝、起きたとき、もう少し雲があってもいいのに…と思ったものの、やっぱり雨よりは絶対にいい(苦笑)
JR志度駅からのシャトルバスは14時から運行。
受付開始が13:30~となっていたので、志度駅に13時半過ぎに到着のJR便で出かける。
前の方で見たいわけじゃないけれど、芝生席は傾斜がきつく、楽に見ることができる場所は案外少ない。
また、ライブ中は日傘禁止なので、ずっと顔に陽が当たるような場所はイヤ。
それに、遅くなればなるほど、徒歩で会場入り口へ向かう下り坂は、渋滞(笑)するから、日傘を使うとバランスが悪くて足元が危なくなる坂道で、ずっと陽射しにさらされるのもイヤ。
そういう理由で、早めに家を出た。
ところが…。
志度駅で降り、帰りの切符を購入してから、バス乗り場へ行ってみれば、目の前で、満員のバスが出発。
まだ時間前なのに?
いつもよりお客さんの出足が早い?
ま、それでも、ロータリーの外で待機しているバスがすぐに入ってくるはずだし、そしたら涼しい車内で待っていられる…はずだった。
が、先頭にいるワタクシの後ろには、どんどん人の列が伸びていくのに、待てど暮らせど、来ないバス。
15分くらい経ったころから係員さんにも焦り。
無線で、バスの位置を確認しているが、応答がないもよう(-_-;)
え?
バスが行方不明?(笑)
結局、暑い中で待つこと30分。
やっとバス到着。
もちろん、すぐに満員になり、即出発。
ロータリーを出てみれば、その頃になって、ようやく待機のために10台近くのバスが続々と到着中。
帰りの切符を買わず、すぐバス乗り場へ行けば、暑さを感じることなく早々と会場近くまでは行けたのに…と悔やまれたが、会場近くまで行ったら、後の条件は、みんな一緒(笑)
下り階段入り口の開場時間の15時過ぎまでの約50分ほど、レジャーシートを敷いて座ったり、折りたたみ椅子を出して座ったり、あるいは柵に腰かけてみたり、それぞれがそれぞれのスタイルで並んでいる行列の最後尾へ。
シャトルバスは志度駅以外からも出ているし、ツアーバスで来ている人もいるだろうしで、列はもうかなりの長さ。
やはり昨年に比べると人が多い。
列に並ばずに日陰でゆっくり座っている、おそらくは指定席組の人も多い。

私も最初は柵に腰かけていたが、太陽に顔を向ける体勢なので、日傘をさしていても暑さは感じる。
途中からレジャーシートに座り、陽射しに背を向けてみる。
これも暑いのには変わりはない。
それでも、高い場所なので、けっこう風があり、バスを待っていた30分よりは、うんと身体が楽。
同じように柵やレジャーシートを利用していた後ろの人に、どちらからお越しですか?と聞かれたので、思わず「すみません、私は地元なんです」と答えてしまったくらい、やっぱり遠征組が多い。
その方は、自分は岡山なので、まだ近い方です、と笑っていた。
15時近くになった頃だったか、シートや椅子を片づけて4列に整列してくださいという指示。
シートも日傘もたたんで、リュックに入れ、今年も持ってきた杖代わりの折りたたみ式の一脚を用意して列に並ぶ。
階段入り口解放後、下る方が怖い私は、なるべく邪魔にならないよう、端っこのほうをゆっくり下る。
昨年よりさらに、道がきれいに整備されているけど、急坂自体は変わらない。
かなりの人に追い越された、と思っていたが、会場入り口手前の最後の渋滞部分で確認したら、10列ほど前に、最初同じ列だった人の姿が見えたので、それほど大きく遅れたということでもなさそう。
会場内へ入り、狙っていた場所を見ると、そこには誰もいない。
戸惑いながら、近くまで行って、理由が判明。
入れないように、規制線(^^ゞが張られている。
人気の場所だったんだけれど、そこは、居られる人数が限られているから、規制したのかな?
そこがダメなら、あっちがあるさ、と移動。
平坦な場所で、少なくとも座っていたら、顔より下の部分には陽が当たらないなかなかいい場所をゲット。
しかも、時折いい風が吹いてくるし、狙っていて入れなかった場所よりはずっと開放感がある。
ま、暑いっちゃ暑いんだけれど、日焼け止めを何度か塗り直し、横顔や首筋には、けっして陽が当たらないよう防御。

平坦な部分はあっというまに人で埋まったので、やはり早めに来て正解。
やはり今年は、昨年より出足が早い。
それでも座れる場所は、まだたくさん残っていたけれど、傾斜がきついから、中途半端な場所に座っていたら、ズルズル落ちそう。
私の横に陣取ったおじさんは、さっそく売店で買ってきた紙コップ入りのビールを地面に置き、焼きそばを食べながら呑み始めたけど、傾斜の途中部分に座った人たちは、口の開いた飲物は地面には置けない。
しかしながら、芝生席はそういう立地だと、よく知っているので、みんないろいろ工夫して場所を確保。
あちこちで、芝生席ならではの、開演前のピクニックが始まっていった。
私も、今年は缶ビール1本と凍ったペットボトル入り酎ハイを持参していたが、つまみは持ってきていない。
開演前の売店は、すごい行列なので、行く気もない。
呑むのはもう少し先でいい。
凍った熱中症対策仕様のゼリーをゆっくり溶かしながら飲んで、開演を待つ。
開演時には、いつも通り指定席はほぼ埋まっており、芝生席も昨年より多い人。
さて…。
以下はライブの様子なので、多少ネタバレあり。
すべてが「新曲(爆)」ではないくらいは、今までもスタレビさんを聞いてきたけれど、全部知ってるほどのファンでもないし、すべてのセトリを覚えていられるほどの記憶力もございませんが…(苦笑)
後で自分が読むときに面倒なので、折りたたみ記事にはしませんので、ネタバレがイヤな方は、この下は読まないでくださいませ<(_ _)>
いよいよ開演。
それに合わせて缶ビールをプシュッと開け、ひとくち呑む。
なぜか、柿沼さんと寺田さんだけが登場し、ふたりだけでの演奏開始。
そして、その演奏にのって、メンバー登場。
おや、人数が多い、と思ったら、それがホーンセクションのみなさん。
「んなアホなホーンズ」は、サックス、トランペット、トロンボーン奏者の3名。
要さんが、何度もお名前を紹介してくださったのに、覚えられなくてごめんなさい。
その1曲目は、私にとっては「新曲」(聞いたことがある気もするが、曲名はまったく知らない)だったものの、全員の音が重なったら、もうゆったりビールなんか呑んでる場合じゃない、という「攻め感たっぷり」だったので、ビールは横に置いて立つ。
2曲目も新曲(;''∀'')
3曲目「太陽の女神」 4曲目「この恋なくしての恋なんて…(正確なタイトルは知らないけど、そんな感じの曲名)」は知っている。
これらの楽曲は、管楽器が加わったことで、さらにカッコいい仕上がり(^^♪
その辺りで、年寄り(笑)は座らせていただく。
本格的にビールを飲みながら、ライブを楽しむことに。
その後、知らない楽曲が続いていたとき、おつまみ確保とトイレのために場を離れたが、どこまでも「音」はついてくる。
また、それも楽しいのがテアトロン(*^^*)
おつまみができたので、ビールの後は、溶けかけてきた酎ハイへ移行。
アルコール度数が高めで、時間をかけてゆっくり呑めるのがいい。
気がつけば、まだまだ空は明るく陽射しもあるのに、暑さがかなり和らいでいる。
風が心地よくて、野外ライブはいいな~という気持ちになる。
ほんの少し前まで、暑いのはイヤだと思っていたんだけど(^▽^;)
あまり有名ではないカップリング曲特集みたいなコーナーでは、メンバーが歌うには、クイズに正解できないとダメ…みたいなお遊びコーナーも。
いじられ役のボーさんは、なぜかスキップまでやらされていた。
もうその辺りになると、こちらもけっこう酔っぱらっていたので、何曲目頃だったかは憶えてないけれど、やはりカップリング曲特集のコーナーで演奏した「カシオペア」という楽曲は、要さん曰く、当時流行っていたカシオペアに影響されたのではなく、お相撲が好きで、相撲部屋にあこがれていたから「カシオ部屋」なんだ…とか言ってたような。
いやいや、楽曲の方は、相撲を連想させるような要素は一切なく、完全にカシオペア風だったけど(^_-)
なぜか今年は「許されない恋」が話題になることが多かった…みたいなことを要さんが言った後の「潮騒静夜」は添田さんの演奏も素晴らしく、やはり「不倫」は、生々しい現実の世界じゃなく、想像力の世界の中にある方がいい(苦笑)なんて、思いながら聴いた。
その後は、これから後で騒がしいヤツ(笑)が出てくるので、少し静かにアカペラで、ということで、何と「シュガーはお年頃」を…。
いつも思うけど、スタレビさんのアカペラは本当にレベル高いっ!
もう1曲はなんだったか忘れたんだけれど、超・有名な楽曲(ディズニーだったっけ?)をアカペラでやってくれた後に、いよいよCHAGE氏登場。
残念ながら、CHAGE and ASKAについて、私はほとんど知らない。
おふたりの顔はわかるのと、すごいヒット曲がある…申し訳ないけれど、その程度。
世代がちょっとでもずれると、案外聴かないものなんです(苦笑)
最初の楽曲は、聴いたことがあったんだけれど、そのときは曲名はわからずじまい。
「やっぱり僕がラブソング歌ってしまうのは君のための僕だから…?」…正確じゃないないけれど、こんな歌詞だったはず…と検索してみた。
正確には「やっぱり僕がラブソング歌ってしまうのは君のための僕でいられるから」…でした(;^ω^)
しかも、この楽曲「デェラ・シエラ・ム」は…スタレビさんとチャゲアスさんのコラボ曲らしい。
聴いたことがあったのは、おそらくスタレビさん単独での演奏を聴いたか観たか…だろう。
この映像は知らなかったけど。
↓
CHAGEさん2曲目は、要さんが東急ハンズで女性の喉を購入してきたから歌える(爆)…と言った「ふたりの愛ランド」
この楽曲、男性ふたりのボーカルでも、じゅうぶん成立してた(笑)
3曲目はCHAGEさんがまだデビューするよりも前に作ったという「エピローグ」
初めて聴いたけれど、素晴らしい名曲。
そういえば、CHAGEさん、今回のステージで演奏するのは、すべて要さんからのリクエストによるもので、自分は新アルバムを出すというのに、その中からは1曲も歌わせてもらえない、ってぼやいていた。
CHAGEさん最後の楽曲は、さすがにこれだけは私も知っていた「YAH YAH YAH」
で、そこから先は知らないことなんだけれど、ひょっとして当時ASKA氏は、この曲を歌うときは、黒いコートみたいなのが衣装?
イントロが始まり、CHAGEさんが、ちょっと用意しているものがあるとかで隅へ行き、黒いものを羽織って出てきたら、会場は大盛り上がり。
いつの間にか要さんも同じような黒いコート風のものを羽織っての「YAH YAH YAH」は、ステージで歌っているふたりが、ASKA氏に向かって、もう一度ここへ戻っておいでよ…そんなメッセージを発信しているように思えてきて、その思いをその場にいる全員がしっかりキャッチし、会場内の気持ちがひとつになった気がした。
これについては、帰りのシャトルバスでお隣になった、私と同じく、今までほとんどチャゲアスさんは聴いてこなかったというスタレビファンの方も、あのCHAGEさんのコーナーは感動した、とおっしゃっていたので、みんな感じたことは同じ。
CHAGEさんの後は、またスタレビ本来の楽曲に戻って数曲。
「んなアホなホーンズ」のメンバーが一旦はける際に、その一員にされたボーさんが、両脇を抱えられ、強引にステージから連れ去られるシーンも。
そして、ボーさん以外でステージを続行しようとしたら、ボーさんがステージに戻ってくるという予測通りの展開(笑)
今年は、芝生席のいちばん後ろにいたので、個人的にお目当ての岡崎さんがあまり見えなかったのだけが残念。
そうそうこのライブは、9/25にWOWOWで放送されるそう。
うちは見られないけど(;・∀・)

その撮影のために、ドローンが会場内を飛び回っていた。
ドローンって、何だか生き物みたい。
鋭い「目」で凝視されてるような気がした。
何度も近くへ来たから、思わず手を振ったので、映っちゃったかも?(^▽^;)
アンコールに入ろうとする前に、荷物を片づけて場所移動。
今年は、出入り口からかなり遠い場所へ陣取っていたから、早めの移動が必要。
まだ、終わっていないのに、もう出口から出た人々も。
私は、時間を計算し、花火まではいられることを確信し、会場内に踏み止まることを選択。
アンコールは4曲。
「木蓮の涙」と「今夜だけきっと」を演奏したのは憶えている。
さらにもう1曲(楽曲名がわからないが知ってる曲…)を演奏後、最後の最後に、もう一度CHAGEさんを呼んで「愛の歌」の大合唱。
そして、いつ言ったか順番はあやふやだけれど、要さんはいつものように「テアトロン」はスタレビにとっては大事な場所ということを丁寧に話して下さった。
その後、しっかり花火も見てから、出口へ急ぐ。
急ぎながらも、入場の際、その周辺は人が多くて近寄れなかった震災復興支援の募金箱やグッズコーナーへ立ち寄り、気持ちばかりを募金し、グッズタオル購入。
募金は小銭しかなかったのでほんの少しだったというのに、ステッカーまでいただいて恐縮。

後は、急坂を登るだけ。
杖を使わなくても行ける、と思ったが、最後の最後、目の前にそびえる階段は、非常にきつく、誰かに手を引っ張ってもらいたい気分。
何とかその階段を杖なしでクリアし、バス乗り場まで行けば、また私の目の前で、バスが満席。
しかし今度は、次の便が、すぐ後ろに待機しており、すぐに乗車。
そのバスもすぐ満席になり、発車。
余裕で間に合ったJR便は、ワンマン列車だったので、朝の通勤通学時間帯よりもひどい込み具合だったけど。
秘境と言われているけれど、うちも同じ秘境圏内なので、シャワーを浴び終わり、最後の階段昇りでカラカラになった喉をビールで潤しながら時計を見たら、まだ9時半(^_-)
あの急坂・急階段さえなければ、最高に行きやすいライブ会場(;^ω^)