我が家でいちばん長生きしていた家電?…ミシンが家電なのかどうかはわからないけど。
この40年間、本当にがんばってくれていたんだけれど。
一年前には、こげくさい臭いがして、動きがおかしくなったというのに、数日休ませてあげたら、その後はそんなことなかったかのように、年相応の元気さでは動いていたんだけれど。
つ…ついに、燃え尽きた…(´;ω;`)
一週間ほど前、長Tシャツの裾が少し長いのが気になり、裾あげしていたら、途中で動きが超スロー。
しかも、縫い目が異様に小さくなっている。
これはダメじゃん、と縫い目調節を最大限にしてみたが、やはり小さいまま。
それに、フットコントローラーを踏み込んでもほとんど進まなくなってしまった。
結局、途中からは、まるで足踏みミシンのように、ハンドル部分を手で回しながら、何とか最後まで縫い終えた。
ふだん着Tシャツだし、裾部分なので、縫い目は気にしなくてもいいから(笑)
それにしても…。
この1年、こげくさい臭いが出た後は、若干調子悪いな、と思っても、しばらく休ませると、また元に戻っていたというのに。
今回も、しばらく時間を置いてからもう一度動かすということを数回繰り返してみたけれど。
やっぱり寿命ってあるのね:(;゙゚''ω゚''):
で、昨日。
ネット注文していたミシンが届いた。
40年前に購入したものの半分くらいの価格なのに、なんとコンピューターミシン!
メーカーも前のとは違うので、本日の午前中2時間くらい説明書と付属DVDの映像とにらめっこして、ようやく直線縫いだけは…できたぞ~(*^▽^*)
「トリセツ」がわかりづらいということには、他の電気製品でも慣れているけれど、これって今まで全くミシンを使ったことのない人に理解できるのかな?
購入を決めるとき、最初は今までのメーカーにこだわっていたのは確か。
しかし、高松市の商店街の中にある、そのミシンメーカー特約店の店主は非常に意地悪。
私がそのお店でミシンを購入していないという理由で、そこへボビンを買いにいくたびにイヤな思いをさせられてきた。
最初に私がミシンを購入したのはショッピングモール内のミシン売り場。
確か、坂出のミシン屋さんが出店していた記憶。
時の流れでショッピングモールは撤退し、坂出のミシン店名も覚えてはいなかった。
ボビンが足らなくなって出向いたその特約店の店主の第一声は、うちの店で購入していない人には売れません…だった。
納得できなかったので、少しばかり食い下がってみたら、じゃあ3個くらいなら売ってもいい、と言われた。
さらに粘って、なんとか5個入手。
私にも学習能力はある。
2度目にボビンを買いに行った際、、私は転勤族なので四国ではない土地でミシンを買ったけれど、ここは特約店なんだから付属品は売ってもらえますよね? メーカーさんには特約店だったら購入したお店ではなくても、ボビンなどの必要品は必ず売ってもらえるという確認はしてます、と言ってから、購入を申し出た(笑)
自分の店にお金を落としてくれる顧客の顔は憶えていても、そうではない私の顔は何度見たとしても、絶対憶えていないだろうという確信はあった。
私のことは、全然憶えてはいないけれど…。
転勤族だと言っても、メーカーに確認したと言っても、すんなりとは売ってくれなかった。
本当はうちの店で買ってくれた人にしか売れないんですよ、でも転勤してきた人ならしかたないわね…みたいなひと言が必ずあった。
今回、ついにミシンを新しくしなければならない状態になったので、一応ネット検索。
やはり、前のメーカーの特約店は以前と同じ。
店主は私と同年齢か、少し下くらいだったから、まだ生きているだろう(笑)
嘘を言い、後ろ向いて舌出すのはおもしろいけど、やっぱりあいつの顔を見るのはイヤ(#^ω^)
その特約店以外にも扱い店舗が新しく増えているようなので、そこでも付属品の購入はできる?
それなら、前のと同じメーカーでもいい?
いろいろ迷った…。
結局…。
確かに今まで40年使ってきたミシンは、1年前までは一度も不具合をおこすことなく、油さしをする必要もなく、本当に頼もしい存在だったけれど、このメーカーに固執しなくてもいいのでは?…そう考えたら、検索条件が広がった。
ま、それほど素晴らしい作品を作るわけじゃないので、そこそこのお値段で、そこそこのパワーで、小物も厚物もそれなりに縫えればOK。

縫える状態になるまで(操作などが理解できるまで)に2時間ほどかかったけれど、直線2か所縫うのに必要だった時間は1分足らず(苦笑)