畏れ 
知識や経験がないと、知っている人にとっては何でもないようなことが「怖い」
音楽教室で受付のお姉さん(?笑)をやってた頃に、生徒の中にどうしようもない悪ガキ(小1の男の子)がいた。
ワタクシ、ガキ…じゃなく(^_^;)子供が大の苦手。
受付には他に若い学生アルバイトさんもいたので、その子の相手はもっぱらアルバイトさんにお任せ。
ところが、あまりの悪ガキぶりに困ったバイトさんが、悪い子にしてると「鬼」が出てくるよ、と。
タイミングよく、受付とはアコーディオンドアで仕切られ、見えない場所からゴソゴソという音。
実際は、そこは教室を借りている大家さんの倉庫なんだけれど、もちろん子供はそれを知らない。
一瞬でその子の顔が青ざめた。
日頃、その子供に対しては無愛想なワタクシだったけど、満面の笑みを浮かべて「やっちゃんはだいじょうぶだよね。いい子だもん」って言ってやった(^_^;)
効果は絶大。
やっちゃん、あのときはすまぬ<(_ _)>
やっちゃんへの効果がいつまで続いたかはもう忘れたけれど…。
ふとした「作り話」が「言い伝え」として受け継がれていくことはあると思う。
そういう類のものが、後世に伝わっていく過程をつぶさに見ることができたら、面白いだろうな。
これは、継母にこの大きな岩を背負えと無理難題をふっかけられた幼い子供が、縄をかけて運んだもので、その縄の痕が残っていると言われている「三つ子石」
継母は、その後改心したそうな。
ワタクシには縄の痕には見えなかったけれど、子供が岩にしがみついているようには見えた。
池の近くまではすぐに行けたけれど、岩がどこにあるのかわからなくて、相棒が近くにいたおじさんに聞いたら、場所を指差しながら「三歳の子供が運んだという言い伝えじゃが、たぶん山から落ちてきたもんやろうな」と、あっさり…(^^ゞ
このように祀られていた。
こういう「畏敬の念」…失わないようにしよう、と常々思ってはいる。

しかし…。
もちろん、ワタクシも巨石が山から滑り落ちたんだろうな、と思う(^_^;)



こちらは、三つ子石を探していたときに、通り抜けさせていただいた雷(いかづち)八幡神社。


持統天皇の時代(…っていつだっけ?(^^ゞ)に、雷雨続きで農作業ができず困っていたとき、お祈りをしたら天から火の玉が降ってきて雷雨が止み、そこに残された石を祀っているとか。
つまり、最後に相当大きい雷が落ちてようやく収まったということなのか?
誰もいなかったけれど、ちゃんと管理されている印象。
かなり古い木製の鳥居、それほど長くはない参道の両脇は桜の木。
お花見のシーズンは、桜のトンネルで、きっといい雰囲気…。
音楽教室で受付のお姉さん(?笑)をやってた頃に、生徒の中にどうしようもない悪ガキ(小1の男の子)がいた。
ワタクシ、ガキ…じゃなく(^_^;)子供が大の苦手。
受付には他に若い学生アルバイトさんもいたので、その子の相手はもっぱらアルバイトさんにお任せ。
ところが、あまりの悪ガキぶりに困ったバイトさんが、悪い子にしてると「鬼」が出てくるよ、と。
タイミングよく、受付とはアコーディオンドアで仕切られ、見えない場所からゴソゴソという音。
実際は、そこは教室を借りている大家さんの倉庫なんだけれど、もちろん子供はそれを知らない。
一瞬でその子の顔が青ざめた。
日頃、その子供に対しては無愛想なワタクシだったけど、満面の笑みを浮かべて「やっちゃんはだいじょうぶだよね。いい子だもん」って言ってやった(^_^;)
効果は絶大。
やっちゃん、あのときはすまぬ<(_ _)>
やっちゃんへの効果がいつまで続いたかはもう忘れたけれど…。
ふとした「作り話」が「言い伝え」として受け継がれていくことはあると思う。
そういう類のものが、後世に伝わっていく過程をつぶさに見ることができたら、面白いだろうな。
これは、継母にこの大きな岩を背負えと無理難題をふっかけられた幼い子供が、縄をかけて運んだもので、その縄の痕が残っていると言われている「三つ子石」
継母は、その後改心したそうな。
ワタクシには縄の痕には見えなかったけれど、子供が岩にしがみついているようには見えた。
池の近くまではすぐに行けたけれど、岩がどこにあるのかわからなくて、相棒が近くにいたおじさんに聞いたら、場所を指差しながら「三歳の子供が運んだという言い伝えじゃが、たぶん山から落ちてきたもんやろうな」と、あっさり…(^^ゞ
このように祀られていた。
こういう「畏敬の念」…失わないようにしよう、と常々思ってはいる。

しかし…。
もちろん、ワタクシも巨石が山から滑り落ちたんだろうな、と思う(^_^;)



こちらは、三つ子石を探していたときに、通り抜けさせていただいた雷(いかづち)八幡神社。


持統天皇の時代(…っていつだっけ?(^^ゞ)に、雷雨続きで農作業ができず困っていたとき、お祈りをしたら天から火の玉が降ってきて雷雨が止み、そこに残された石を祀っているとか。
つまり、最後に相当大きい雷が落ちてようやく収まったということなのか?
誰もいなかったけれど、ちゃんと管理されている印象。
かなり古い木製の鳥居、それほど長くはない参道の両脇は桜の木。
お花見のシーズンは、桜のトンネルで、きっといい雰囲気…。
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