24日はこのブログの記念日。
ここまで続けることができたことを感謝する記事をアップするつもりだったのに、あるわんこの存在を知ったため、その記事を読むのに没頭。
幸い、シロりん、もしくはシロり、あるいはシロたんと呼ばれているその子(まだ仮の名前)は、元気な様子なので、完全なる傍観者のワタクシもほっとしている。
ということで、あらためまして。
このブログも3年目に突入(^O^)/
読んでいただいた&いただいている皆様、ありがとうございます。
今後も、この「あまのじゃく目線」は、きっと変わらない(^^ゞと思いますが、よろしければ遊びにきてくださいませ<(_ _)>
で、気がつけば本日は27日。
トモくん、お誕生日おめでとう~(^^♪
ドラムの先生、がんばれ~(^O^)/
さて、ようやく今日の本題。
25日は「野外ライブ」へ。

16:30開場/17:00開演
夕方4時に家を出て、開場時間の少し前には、もうライブ会場到着って、なんと素晴らしい会場なんだろう(笑)
使った交通費は、往復でワンコイン(500円)未満。
残りで、ブリックパックのジュースが買えるくらいの運賃(^_-)
ライブ会場は→
四国村 農村歌舞伎舞台先日、久しぶりに「わら家」でうどんを食べたとき、このライブのポスターを見つけた。
17:00開演となると、相棒は行けない。
相棒に申し訳ないかな、と少し迷いつつも、上田正樹さんの歌はぜひ生で聴きたいと思ったので、わら家で詳細を尋ねてみれば…。
そのときのポスターやフライヤーには、チケットは各プレイガイドより4/19発売開始との記載のみ。
後になって、ちゃんとしたフライヤーをもらうことはできたんだけれど、その時点では、どこのプレイガイドかの記載がなく、お店の誰ひとりとして、詳細を知らない様子。
問い合わせの電話もしてくれたが、結局わかる人はいなかった。
家へ戻ってネットで調べよう、と思ったが、店を出ようとしたとき、駐車場の上にある四国村のチケット売り場ならわかるかも~と言われたので、そちらへ。
そこは、わら家からはすぐ近くなんだけれど、石段を上らないといけない。
よっこらしょ状態でそこへ行って見れば…そこでも詳しいことはわからなかった(>_<)
今度こそ家へ帰ってネット検索しかない、と帰りかけたら、駐車場の端のほうにある喫茶・異人館へ行けば、チケットを置いているかも~と言われ…。
そういうことなら、早く言ってほしかった。
ここまでに要した時間は、おそらく20分以上(-_-;)
相棒クンは、自分が行けないライブだし、しびれを切らしかけている状態。
ようやく、異人館の中でチケット入手。
もうあまりいい席は残っていないと言われたけれど、小さい会場なので何も問題はない(^^ゞ
かなり以前、この会場では澤村藤十郎さんの歌舞伎を見たことがある。
これが舞台の原点なんだ、と感じた。
そのときは、それほど前方の席ではなかったけれど、ここは演者の息遣いを身近に感じることができる「場」だと思った記憶は、今も鮮やか。
ライブ当日は、上天気。
昼間はとても暑くて、真夏の格好で会場を目指した。
長袖の綿カーディガンと、ウィンドブレーカーはリュックの中。
そんなに高く登るわけではないんだけれど、農村歌舞伎舞台があるところまでは、石畳状の坂で非常に歩きづらい。
ハアハア言いながら、座席にたどり着くと、まわりのみなさんもハアハア言ってる。
後から来る人もハアハア(笑)
以前はそんなことなかったから、ワタクシも年をとったということなんだろう(~_~;)
座席は、前から5列目の端っこの方。
思ったよりもうんと舞台に近く、各アーティストの表情がはっきりわかる。
下手側だったけれど、ステージ上の誰も見切れることはなく、思っていたよりずっと良席(^_-)
チケットを入手した時点ではまだソールドアウトはしていなかったけれど、最終的には完売。
立ち見チケットが出たくらいなので、あのときチケットをゲットできたのは、とても幸運だったらしい。
存じ上げなかったんだけれど、主催者のロケットりょう太さんは高松出身の方。
彼のこのプロジェクト…東日本大震災チャリティライブ「生きていてよかったと思える未来のため」は、2011年から今までに10回も開催。
11回目となる今回、初めて彼の故郷で開催することになったそう。
震災後、気がつけば自分は被災地に行っていたという彼の言葉の端々には、経験した人にしかわからないことが、たくさん&たくさん滲み出ている、と感じた。
多くの言葉を使わなくても、伝わってくるものはある。
ライブの方は、オープニングアクトの男性デュオのSPINは、豊かな表現力のアーティスト。
ロケットりょう太さんもバンド編成で、近藤真彦さんなどのカバー曲演奏で、会場を盛り上げた。
ただ、たくろうファンとしては、「流星」は、りょう太さん自身の感情があまりにも入りすぎていて、ちょっと…ね。
個人的感想で申し訳ないけど、あの楽曲に関しては、違う視点から歌って欲しかった…<(_ _)>
日出克さんのバンドは、何か不思議な「音」。
今まで聴いたことがないジャンルの「音楽」なんだけれど、どこかに懐かしさも感じる、というか…。
そして、琉球國祭り太鼓のみなさんが、とても楽しそう。
見ているこちらに、その楽しさがどんどん伝わってくる。
宗次郎さん…オカリナの音色を生で聴いたのは初めて。
今まで、彼が演奏するこの楽器の音を耳にすることはあったけれど、彼自身がオカリナを制作されていることは知らなかった。
「コンドルは飛んでいく」は、3つのオカリナを使い分けて演奏することも初めて知った(^^ゞ
この宗次郎さんの演奏あたりまではまだ空は明るくて、演奏途中にできた飛行機雲がキレイ。
ちょっと写真を撮りたいような雰囲気。
休憩中に、相棒にメール。
5時開演なので7時半か8時くらいまでには終わると思っていたけれど、そんなに早く終わりそうもない様子。
来る時に、最寄り駅でご近所さんと一緒になり、席は離れていたけれど、お互いひとり参加だったから、帰りに落ち合う場所まで決めており、途中で帰るわけにはいかない。
もちろん、途中で帰る気もなかったけれど。
陽が落ちるとともに、半袖姿では寒くなった。
持っていたものはすべて羽織り、膝の上には大判ハンカチまで。
休憩後、まず上田正樹さんのステージ。
ぜひ生歌で聴きたかった「悲しい色やね」は、もちろん素晴らしかった。
さらに、「ベートーベンの第九」、そして唱歌の「線路は続くよどこまでも」には、彼の表現だとこうなるんだと聴き入り、震災のことに触れた後の、童謡の「海」では、思わず涙ぐんでしまった。
キーボードの方がめっちゃ上手くて、上田さんの歌をさらにもりたてた。
トリは、宇崎竜童さん。
ギター1本で、いきなりバンド時代の「サクセス」から。
実は認識不足で、最近ではあまり歌っていらっしゃらないのかと思っていた。
ところが、そうじゃなかったみたい…<(_ _)>
すごい声量で、びっくり。
百恵ちゃんに提供した楽曲も数曲。
最後の曲は、百恵ちゃんの「さよならの向こう側」。
ワタクシ的には、過去のエピソードを面白可笑しく語った後の「ノーギャランティーブルース」の演奏がサイコー(^O^)/
何よりも、宇崎さんは会場の盛り上げ方がとても巧みで、自然体。
りょう太さんの母校の小学生たちの合唱・吹奏楽演奏も、子供たちみんながキラキラ。
見ている方も、一瞬だけではあるが、その頃の年齢に戻れた(笑)
子供たちも含めた、最後の全員でのセッションの楽曲「ありがとう、いてくれて」はりょう太さんの作詞。
その中の「この心 体 命 名前で 僕らは一度だけ生きている」の「一度だけ」の言葉がストレートに響いてきた。
最後の最後までたっぷりと楽しませてもらって時計を見たら、針は午後9時を回っており…(-_-;)
出口へ向かう石畳の下り坂は、暗いこともあってか、上りのときよりもさらに歩きにくく感じて「年寄り(^^ゞ」にはけっこう厳しい。
おそるおそるゆっくりと進んでいたら募金呼びかけの声が聞えた。
このチケット料金では申し訳ないくらいのライブだと思っていたので、その声の方へ。
思うことは同じだったらしく、その募金箱の前でご近所さんと無事に合流。
しかし、もう電車の便数が減ってしまった時間帯。
家へ帰ったら、すでに10時を過ぎていて、街なかでのライブへ行った時と、たいして変わらない時間(^_^;)