今日のハナウタは沙織ちゃん→
南沙織 「純潔」映像は紅白歌合戦のものらしい(沙織ちゃんの映像は、すぐに削除されることが多いので、いつまで見られるかはわからないけど(^^ゞ)
後ろで踊っているのはキャンディーズの3人で、パンダの中は、記憶に間違いがなければ「新3人娘」のあとのおふたりのはず。
あれ?
でもパンダも3人ってことは?
もうひとりは誰だろう?(^_^;)
完全ではないにしろ、記憶があるということは、この時代は、ワタクシも紅白を見ていた…もよう(^^ゞ
この楽曲は、昭和47年夏頃の作品。
なぜわかるかというと、クラスで隣の席のまったく気が合わなくて、口も聴きたくない同級生が「私、あの歌大好き~」と言っているのを聞いて、ちょっと驚いた憶えがあるから。
教室の両側に廊下がある校舎で、両方の窓を開け放すと風が吹き抜けて涼しかった。
あ~ちょっと涼しいな、と思ったときにその言葉を聞いた記憶がある。
だから季節は、夏。
そして、苦手なその子とは3年生のときだけしか同じクラスにはならなかったし、その校舎自体が3年生用だったはず。
それならば、S.47年。
沙織ちゃんの楽曲は2枚目のシングル曲「潮風のメロディ」が好きで、レコードを買うようになった。
3枚目の「ともだち」も似たような路線だったのに、4枚目の「純潔」でタイトルも曲調も大きく変化。
こういうロック調アレンジも好きだったから、当然レコードを買った。
それを、隣の席同士であっても、お互いけっして話をすることもない子が別の子と会話の中で「あの曲好き」と言った。
だから、それをきっかけに、ワタクシも仲良く…なることは、けっしてなかった…けど(苦笑)
「純潔」という言葉は、その当時でも「古い言葉」だと感じたが、今では完全に「死語」かも(^^ゞ
その「古い言葉」のタイトルと、洋楽っぽいメロディ、そして沙織ちゃんの歌い方による「組み合わせ」が妙に新鮮に思えた。
リズム感あふれる「夏」の楽曲のイメージが強い沙織ちゃんだけど、意外にもシングルで「夏」の字がついている楽曲は「夏の感情」だけ。
「純潔」と「夏の感情」、そして「傷つく世代」は、他の楽曲に比べるとハードな曲調。
今聴いても、全然古くない。
どれも、ベース音が非常に効果的。
さすが「筒美京平」さんの作・編曲(^O^)/
最近のアイドル曲は、あまり真剣に聴かないんだけれど、こんなにベース響いているのかな?
この3曲でいちばん好きなのは、やはりあの「印象的なイントロ(^^ゞ」で始まる「傷つく世代」かな。
短く終わった、今思えば「貴重なひとり暮らし(苦笑)」の時代に、ラジオからよく流れていた曲だから、ということもあるけど(^_^;)
ちなみに「傷つく世代」は、「レイラ」、そして「純潔」は「気になる女の子」(どちらもその当時流行っていた洋楽)に、ちょっぴり似ている部分がある(笑)。
さらに言えば…。
彼女のデビュー曲「17才」は「ローズガーデン」に似ているし、「想い出通り」は「オーシャンゼリゼ?(正しい曲名は知らないけれど)」に似ている、と昔からずっと思っていた。
彼女のシングル15枚目までは、ずっと筒美さんの楽曲。
〇クリと言う人もいるけれど、ワタクシ的には全然別物だと思う。
ワンフレーズをああいうふうに広げられる「センス」は素晴らしいし、洋楽をベースに誰もが口ずさめる「歌謡曲」として完成させている、というのがカッコいい(^O^)/
あれ? そういえばこれと似たテーマで
6月5日の記事を書いた気がする(^_^;)