先日の寄り道「太山寺」からの帰り、さらに寄り道して、じゃこ天とあげ巻を購入。
mikelan家では、じゃこ天を食べるなら宇和島産、その宇和島産の中でも、薬師神かまぼこさんのもの、とほぼ決めている。
しかし、さすがに太山寺から宇和島までは遠く、寄り道とは言えない。
で、松山駅改札口横にある、ワッキーのテレビ番組の中で「じゃこ天おばちゃん」の店(現在は、おばちゃんは、もういらっしゃらないけど)で有名になったところへ行った。

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安岡蒲鉾店のあげ巻。
じゃこ天の方は写真撮るのを忘れた(苦笑)
この安岡蒲鉾店さんのじゃこ天も、とても美味しい。
相棒の実家へ帰省したときは、購入できる場所が私たちの行動範囲から少し離れているので、あまり買う機会がないだけ。
いずれにしろ、好みのじゃこ天は買える場所が限られているから、入手するにはわざわざ遠回りをするなどの、それなりの労力が必要…というか、そう簡単には美味しいものは食べられません(^_-)
このとき、駅の駐車スペースは全部ふさがっていたから、私だけが改札横のお店へ。
相棒が車に残っているとはいえ、そんなにゆっくりはできない。
感じのいいお姉さんに何にしましょ?と聞かれ、私がじゃこ天10枚と、あげ巻を…と言いかけたあたりで、横に人の気配。
見ると、私よりは年配のご婦人が、私にでもなく、またお店のお姉さんにでもなく「私、急いどるんよ、今度の列車に乗るから」とだけ言った。
「私も急いどる!」と思いつつ、改札向こうの①番ホームを見たら、列車を待つ人の列はけっこう伸びていたが、列車はまだ入線もしていない。
下り特急が到着して、それが折り返しの上り特急列車になることは知っている。
まず、乗客が降りて、さらに座席転換も車内清掃もある。
まだじゅうぶん時間はあるじゃん、と思った。
それでも、お姉さんが「こちらの方を先にしてあげてもいいですか?」と言えば、「どうぞ」と言うつもりはあった。
が、お姉さんは、プロ。
そのまま私への接客を続けた。
ご婦人はさらに、やはり私にでもお姉さんにでもなく、ひとりごとでも言っているふうに「私、今から列車に乗るんやけど」「ここのは美味しいから列車の中で食べるんよ」と言っている。
私の頼んだじゃこ天10枚を、お姉さんが数えながら袋に入れているときも、「あ、列車が来た」「私はあれに乗るんよ」と、だんだん声が大きくなっていく…(-_-;)
真横に立たれたまま、そこまでひとりごと状態で言われ続けたら、さすがに私の「優しいこころ(苦笑)」はすっかり消えてしまった。
そういう人とは関わりたくない。
遠まわしに何度も言うことで、自分が思うように人を操れる、と考えている様子が、非常に不愉快だった。
お姉さんの方も「あの車両は、これから車内清掃するので、まだすぐには発車はしません」と、きっぱりした口調で言いながら、私が頼んだものを手際良くそれぞれ袋に入れ、会計してくれた。
ホントに食べたいなら、少し早目に駅へ来ればいいだけのこと。
なんらかの理由で早く来られなかったのなら、そして、まにあわないかもしれないと思ったのなら、直接私に、自分は急いでいるから先に買いたい、と普通に頼めばいいだけのこと。
ひとりごとのようにわめいているだけでは、何の意思表示にもなっていない。
わがままなことを言っている、としか思えない。
少なくとも、私にはそうとしか思えなかったし、その人に自分と「共通するもの」を全然感じることができなかったので、目も合わさなかった。
でも…。
あのご婦人からすれば、私はきっと相当のイジワルだったんだろう(-_-メ)