今月2度目となった「我が家的ゴールデンウィーク…」は、ただの2連休。
ってことで、まったく「ゴールデン…」ではなかったんだけれど、中身はとても充実していたから、そういう意味では「ゴールデン…?」(笑)
もう一週間も前のことになっちゃったけれど…以下は、いつものように自分の記録用旅日記<(_ _)>
5月22日(日)
朝は、ふだんよりも早い時間に起床。
洗濯しながら、朝ごはんを作り、食べて&食べさせ、食器を洗い、大急ぎで洗濯物を室内に干して、家を出る。
この中のひとつでも相棒が手伝ってくれたら、助かるんだけれど(;´∀`)
しかしながらこの現状は、ワタクシのヤツに対する初期教育が失敗した結果…なので、しかたない。
人間っていう生き物は、ある程度の年齢になってしまうと、よほどのことがないかぎり、新しい習慣を身につけることが非常に難しい(苦笑)ので、教育する側に大きいエネルギーが必要になる。
そういうエネルギーを持っていない今のワタクシに、再教育はムリっ(;´Д`)
高松7時20分発の大阪行き高速バスに乗車。
西宮市のホールでのピアノ・デュオコンサートが目的でも、宿泊ホテルは大阪淀屋橋駅近く。
田舎へ帰省した1度目の「ゴールデンウィーク」はあいにくの天候。
しかし、今回は上天気!
一度バスに乗ったら、目的地までほとんど雨に濡れることがないとはいえ、空が青いのはやっぱり気持ちがいい。
本州側に渡る直前に、この先で事故渋滞があるので迂回するという案内は聞こえた。
しかし、気がつけばいつもの迂回ルートとは違う。
運転手さんの声が小さくて詳細が聞き取れず、なぜ?と思いながらも、迂回ルートが違うのも新鮮(笑)で、それもいい気分。
もちろん、それは当方に時間の余裕があったからなんだけど。
あの周辺はいくつもルートがあり、いまだに、全ルートが把握できないでいる。
車で行くときも、ナビ設定のやり方では、全然知らない道を走らされることがある。
帰ってから今回の迂回ルートを地図で確認してみた。
家の車に「ナビ子」がついていなかった時代は、助手席で地図を見ながら、相棒に次の信号を右折…なんて指示するのはワタクシの役目。
なので、運転できなくても、また、本当の意味では地図が読めていなくても、どの道を走っているのかは、今でも必ず知っておきたい(^_^;)
確認した結果、どうやら阪神高速32号新神戸トンネルを通ったらしい。
すっごく長~いトンネルで、しかも途中、トンネル内で分岐していた。
実際にそれを見たときは、ちょっと興奮、
隣で寝ている相棒を起こそうかな、と思ったくらい…(苦笑)
迂回しなければ、渋滞を抜けるのに1時間以上はかかるということだったので、定刻から30分ほどの遅れで梅田到着できたのはありがたい。
高速バスは、乗り換えがいらないこと、また、列車のように途中駅での人の出入りがないので、眠っていられる時間が持続するのが利点。
遅れることに関しては、遅延30分くらいまでならば、想定内。
当初、コンサート会場が西宮なので、宿泊を神戸にするか大阪にするか迷った。
しかし、最近の宿泊料金高騰の中、宿泊料がふたりで1万円以内、駅に近く、清潔で、そこそこの設備が整っていて…そんな「こちら側の諸条件…」をすべて満たすところは、そうたくさんあるはずがないっ(苦笑)
本当なら、バスセンターから、徒歩圏内で行けるホテルがよかったのだけれど、さすがに梅田や三ノ宮周辺で、条件に合うところは皆無。
というわけで、梅田到着後、地下鉄ひと駅分だけは移動することになっていた。
高松⇔大阪間の高速バスは、他にも路線があるけど、我が家がいつも利用するのはJRと私鉄数社の共同運行便。
この「共同運行」というのが、大阪便に関してだけは若干不便。
知らないままだと、状況によっては大変なことになってしまう。
共同運行なので、、もし時間変更をする際も、別会社便に簡単に変更できるのは便利。
時間帯によっては20分毎に便があるし。
が、大阪側の乗り場&降り場は、JR便だけはJR専用バスターミナル。
両者のバスターミナルは、離れた場所にある。
途中に信号もあるし、まったく迷わなかったとしても、5分以内で移動しろと言われたら、絶対行けます…とまでは、断言できないワタクシ…(;´・ω・)
チケットに乗り場は記載されているけれど、行きと帰りで違う会社便に乗る場合、うっかりしてしまうのか、以前はここの乗り場じゃないよ、と言われ、時間が迫ってたらしく青ざめている乗客の姿を何度か目撃したことがある。
今回、行きの便は阪急三番街の方のバスターミナル到着。
相棒クンは過去に何度か高速バスの利用経験はあるし、JR側も阪急側もどちらでも何度か乗り降りしている。
それなのに…。
ヤツが先にバスを降り、トランクに預けた荷物も取らずに、しかも、地下鉄乗り場とはまったく違う方向へ歩き出したのには焦った。
あわてて呼び止めたものの、相棒クンは「あ、荷物はうっかりしてたけど、方角はこっちじゃないの?」と、とても意外そうな顔(;´∀`)
そういえば、前回の大阪旅は、行き帰りどちらもJR側。
久しぶりの阪急側…ということで、感覚がおかしくなってしまったらしい。
ということは、ワタクシが先導しないといけない…のか(;´Д`)
苦手な人混みという状況もあって、完全に「借りてきたネコ状態」に陥ってしまった相棒に、そこを右、次は左と指示しながら、ホテルへ荷物を預けに行く。
淀屋橋駅から徒歩1分という案内に誇張表現はなく、本当に近かったから、フロントで荷物を預けたときは、ワタクシ自身もひと安心(;^ω^)
「借りてきたネコ」を連れ歩くのは、けっこう大変(笑)
梅田へ戻り、昼食。
バス車中でも、すでに缶ビール1本を呑んでたヤツは、それでは足らなかったということなのか、お昼を食べながらアルコール分を体内に追加し、それで少し調子が戻った様子。
バス車中では呑む気はなかったワタクシも、お昼のビールはおつきあい程度(^^ゞ
食後は、西宮へ行くまでに、まだ時間があったので、しばらく別行動。
相棒は、数か月前に車の大きい事故があった交差点を渡って、大阪へ来たらいつも立ち寄るミニチュアカーのお店へ。
ワタクシは、やはりいつも立ち寄るバッグ屋さんであれこれ見たり、所持金補充ために郵便局のATMへ行ったり。
その途中で、周辺のコインロッカーがすべて閉鎖中ということに気がつく。

翌日、帰りのバスの時間までに、いろいろ行きたいところがあるから、駅に荷物を預けられないと困るんだけど…。
実は、出発前、サミットまでにはまだ数日あるし、それの影響はないよな~なんて甘く考えていた。
まさかこの時点ですでにコインロッカーを使用禁止にしているとは…。
これはまったく想定外…だったんだけれど、しかたがない。
合流後、阪急電車でコンサート会場へ向かう。
西宮北口駅で、完全に取り戻した相棒クン。
初めての場所なのに、迷う様子もない。
梅田に比べると、人の多さが違うので、ようやく「借りてきたネコ状態」から脱却できたんだとか(爆)
たっぷり「音」を楽しんで満足し、梅田に戻ったら、もう18時過ぎ。
夕食は、宿泊ホテル近くのフランス風ベトナム料理のお店へ。
淀屋橋駅周辺はオフィス街ということもあってか、日曜日に営業しているお店が少なく、あまり選択肢は多くはなかった。
その中で、ここを選んで大正解(*^^*)
本来のベトナム料理を知らないし、フランス風…がどういうことを指すのかはよくはわからないんだけど(笑)、とにかく食事は美味しかったし、ワインは香りもよくて、極上。
ごちそうさまでした!







「Restaurant RIVE GAUCHE」という、このお店、登録有形文化財の芝川ビル地下1階にある。
入店時の、まだ外が明るいとき、建物の外観を写しておけばよかったんだけど、その時は食欲の方が勝ってた('◇')ゞ
優しい味のお店で、ワインも美味しかったし、食事代もそれほど高くはなかったので、きっとまた行くことがあると思う。
建物の写真撮影は、次回必ず!…(;^ω^)
5月23日(月)
最近の旅では、朝食をコンビニで仕入れることが多いが、今回は地下鉄の駅の階段を上がってすぐの場所にイオン系列のスーパーがあるのを見つけていた。
場所柄か、出来立てパン、お弁当類や惣菜類も豊富。
しかもイートインのコーナーがあるのも確認済み。
23日朝はそこで食べるつもりだったけれど…。
イートインコーナーは今からお仕事に行く…という方々でいっぱい。
今からお仕事…の方々を見ているうちに、休みの自分は今日も朝から呑めるんだ~と気がついた相棒クン。
で、ビールや食べ物を買ってホテルへ。
たまたま料金設定が安かった時期に予約していたし、ポイントも使ったから、1万円でおつりがくる料金で泊まっていたんだけれど、本来は「けっこうお高い」ホテル。
したがって、チェックアウト時間は正午。
時間を気にする必要がないので、ゆっくりと朝食をすませた。
それでも、結局10時前にはチェックアウト。
荷物はホテルへ預けようかとも思ったが、また淀屋橋まで戻るくらいなら、オレが持って行く、と相棒クン。
キャリーバッグなので、ちょっと大変なのは階段だけ(…とはいえ、都会はその階段がやたら多い)。
淀屋橋駅で、梅田方面行きと、なんば方面行きに分かれ、本日も別行動。
朝っぱらから缶ビール2本も空けたヤツに細かいことを言っても、どうせ耳には入らないだろう…そう思い、別れた時点では合流場所も時間も決めていなかった(ワタクシは、もちろん呑んではおりませぬ! 大酒飲みって言われることもあるワタクシですが、けっして朝っぱらからは呑みたくないっす…苦笑)。
ワタクシの方は、地下鉄のなんば駅周辺で、珍しく迷わずに、目的のわらびもちなどを買い、そこからさらにJR難波駅方面へ徒歩移動。
以前に一度だけ、地下鉄なんば駅からJR難波駅までの道程を、地上へ出て、全然迷わずに行ったことがあるけれど、やっぱり地下移動する方が近い。
地下鉄の改札を出た後で、方角さえ間違わなければ…ね(;´・ω・)
昔に比べると、「大阪の地理…」に対する苦手意識はかなり減ってきたと思うが、地下鉄なんば駅の改札口周辺だけは、まだまだ(;´∀`)
お気に入りのバッグを扱っているお店では気に入った商品も購入し、淀屋橋駅で別れてから、まだ約1時間くらいしか経っていない時間に、JR大阪駅の構内まで戻っていた。
とりあえず、その場から少し先にあるJR側のバスターミナルへ行き、そこの椅子に座って荷物整理をした後で、相棒に電話するつもりだった。
すると…前方から「借りてきたネコ」状態ではなく、「やや人慣れした」様子の相棒が、キャリーバッグを転がしながら、近づいてくるではないか…。
しかし…「やや慣れ」状態とはいえ、目の前にワタクシが行くまで、まったく気がつかない。
やっぱり緊張して歩いていたもよう(笑)
待ち合わせ場所も時間も決めていなくても、私たちにはこういう偶然が今までもけっこう多かったから、その時点ではそれほど驚かなかったけれど、あの場所で出会う確率って、そうは高くないはず…(^O^)/
この偶然のおかげで、そこからは一緒にヤツの大好きなデパ地下(笑)へも行き、何もかもがスムーズ。
帰りのバスは阪急側からの12時10分発という早い時間のに変更することができた。
地下鉄や阪急側で使えなかったコインロッカーは、JR側では使えることがわかったのに、相棒クンはひとり行動のときに預けたら、どこの場所だったわからなくなると思った(笑)ということで、ずっと持ち歩いたんだとか。
それでも、彼自身の大好物である赤福も買っていたし、蓬莱551のチルド商品も保冷バッグ入りで買っていたし、この日のいちばん大きい目的だった、初めて行くミニチュアカー店へも行ってきたというので、上出来(^_-)
もし、コインロッカーへ預けていたら、その場所次第では、阪急側発の12時10分の便には乗れなかったと思う。
しかも、その阪急バスの運転手さんは心得たもので、一車線になってしまう四国へ入るまでにけっこう時間稼ぎ(;^ω^)をして下さり、定刻より15分も早く高松到着。
おかげで、本来なら絶対に間に合わなかった、バス到着予定時間と同時刻に発車するJR便に、トイレへ行ってもまだ余裕があった。
それに乗れなかったら、次のJR便は約1時間後だったのかな(;´・ω・)
充実のお出かけ(^_-)-☆
唯一の心残りは、「大阪のうどん」を食べられなかったこと…。