16日は…「T.M.R. LIVE REVOLUTION’16 –Route 20-」
西川貴教さんのライブ(^^♪
語弊があることを承知で言わせていただくと…非常にレベルの高いステージを楽しませてもらったという感想。

チケットを手配するとき、高松公演の方だけは、相棒クンを誘ってみたら、行くと言うので、ちょっと驚く。
っていうか、私自身も、自分がまさか西川くんのライブに行くことになるなんて…(;^ω^)
実は…私の中では、けっこう最近までT.M.Rといえば、「西川さん」よりも「浅倉さん=電子音の人」…という昔のイメージしかなかった。
「電子音」…これでも電子オルガンの経験者なので、もちろんまったく受けつけないということはない。
でも、それを多用した音楽は、実は…あまり好きじゃない。
さらに、西川くんの歌声もちょっと苦手。
西川くんは、キャラ的には、とても好感の持てる方。
いろんな場面でお見かけするたび、「賢い方」という印象はずっと変わらない。
もう10年くらい前だったか、ドラマ「介護エトワール」では演技がめっちゃ上手いと感心したことも、よく覚えている。
もしあの役を、俳優を生業としている方が演じたとしたら、よほどの役者さんじゃないかぎり、「作り込んでいる感…」が、鼻についただろうな、あの役は西川くんでよかった、とそう思ったのはホントのこと…なんだけれど(;''∀'')
まあ、以上のような、なんやかんや(苦笑)の理由により、彼の本業の「音楽」に関しては、今までは、まともにCDを聴く気もなければ、ライブも行こうとは思わなかった。
それなのに、なぜ?…(苦笑)
ちょうど1年くらい前のこと。
友達から、浅倉さんが一緒にT.M.Rのステージに立っていた時代は、かなり前のこと、と聞いた。
ベースがIKUOさんってことは、もちろん知ってはいたものの、バンドがツインギターということもそのときに初めて知り、ちょっと興味がわいてきた。
某バンドの遠征がなくなった分、ライブには飢えてる(笑)から、香川&岡山周辺のライブ情報は、それなりにはチェックしている。
その中で知った、今年のT.M.Rの高松・岡山公演。
両方とも当選ってことはないだろうと思ったら、なんと、めでたく両会場とも、ステージからははるか彼方の席とはいえ、あっさりとチケット確保。
ってことで、もちろん11月の岡山公演も行く(←まだ先のことながら、その際はよろしくお願いしますね<(_ _)>…私信)
以下は、7/16高松公演のライブ内容に関して、若干ネタバレありなので、ご注意のほど。
あ、セトリは、覚えていないというより、まったく楽曲名を知らないので、そういう意味のネタバレはございませぬ('◇')ゞ
16日は酷暑というほどではなかったものの、暑いことに変わりはなく…。
そんな中、眼鏡なしでは生きていけないド近眼なのに、前日に眼鏡が壊れてしまい、若干ブルーな気分。
予備の眼鏡をかけて、とりあえず最寄り駅へまで行き、JRに乗車。
途中駅で降り、そこからタクシーでいきつけの眼鏡屋さんへ。
予備の眼鏡はふたつも持ってるけれど、それほど大きく度数が違うわけじゃないのに、どちらも、いつもと同じ感覚では歩けない。
修理してもらった後は、ようやくフツーの感覚に戻り、気分も持ち直し、そこからはブラブラ歩いて会場方面へ。
ホールが入ってるサンポート高松は、イベントやコンサートや大きい会議でもないかぎり、通常は閑散としているんだけれど、この日ばかりは、ツアーTシャツを着た人、ツアータオルを首にかけた人・人・人・…。
もう開場は始まっているはずなのに、入口まで上がってみると、まだまだ入場列が長く伸び、途中から変な分岐ができたりしていて、スタッフの誘導が全然なっていない様子。
思わず某バンドを思い出してしまった。
実は、土曜日で5時半開場6時開演なのに、いつもの感覚で6時開場だとばかり思い込んでいたワタクシ。
仕事終わりで急ぎかけつけてきた相棒クンがいなければ、開演後の入場になってしまったかも(;''∀'')
入場がすんなりではなかったからか、開演ギリギリになっても、なかなか席が埋まらなかったけれど、「ター坊コール」を、きっちりと仕切る方がいらっしゃったおかげかどうか、それに呼応する声が次第に増え、会場内は盛り上がっていったし、気がつけばちゃんと席は埋まっていた。
そのコールを聞いた相棒クンは、そういうちょっと「独特」な雰囲気に、なじめない様子。
「帰ろうか」なんてつぶやいている。
先に帰られても、ホールのすぐ隣が駅なので、私としては困るわけじゃない。
が、「布袋さんのライブでもこういうのはあったし、永ちゃんライブは、もっとすごいらしいよ、と一応なだめておく(笑)
布袋さんのときよりも、大声の方は少なかったものの、「ター坊コール」は、確実に会場全体に広がっていき、やがて会場が暗くなり、いよいよ…。
ライブが始まるまでの、こういう空気感は、その雰囲気はまったく違うものではあっても、またしても某バンドライブを思い出してしまった。
なので、何ともいえない複雑な気持ちと、今から始まる、この方のファンではないんだけれど、やっぱりライブっていいよなぁっていう気持ちとが、ないまぜ状態…というか(苦笑)
そういう私の気持ちには関係なく、ライブ開始。
ショパンの有名な曲(たぶん「革命」?)のピアノソロから始まり、これがこの先どうなるの?と思っていたら、いつのまにか、聞いたことがある西川さんの曲が始まっていた、という「始まり方」(^▽^;)
5~6曲くらい立て続けに演奏し、その時点で、最初から最後まで全力疾走の予感。
西川さんの和太鼓、ドラムの山崎さんとキーボードの大島さんも和太鼓、ベースのIKUOさんとギターの柴崎さんと菰口さんは三味線という構成でのインスト曲演奏があったり、iPhoneで今までの楽曲を流しては、 お客さんにサビを歌わせる、というか、歌わせておきながら「やめてください」「お静かに」…などと言う、客席側との遊びタイムがあったりで、エンターテイナー的要素もたっぷりの2時間半。
楽器隊がスゲ~(^^ゞというのは予想通りというか、いやいやそれ以上だったし、西川さんの声量は、ホント素晴らしかった!
T.M.Rの楽曲を、今回初めてちゃんと聞いたわけだけれど、「音楽理論的」な説明はできないものの、聞いていて、次はこのメロディラインに行くだろう、だとか、このリズムは、ここで休符が来るだろうとか、予測しやすい、というか、非常にわかりやすい。
だからか、ほぼ知らない曲ばかりだったはずなのに、ワタクシ的には、最初から気後れすることなく、どの曲でもすんなり「手振り」がやれてしまった…そんな感じ。
これに関しては、ライブ翌日に、友達から、現在も楽曲の提供者は浅倉さんだと聞いたので、一貫性を感じたことにあらためて納得。
そうそう、「ター坊コール」を聞いた瞬間、帰ろうとした相棒クンは、最初の数曲を聞いて「このバンドの音は完璧。 特にベースの人はただ者ではないっ」…だったそうで(笑)
私は、前の席の人が小柄な方だったので、ときどき折りたたんだ椅子に寄りかかる感じで座ったりしていたが、オールスタンディングがキライなはずの相棒クンはずっと立ちっぱなしで聴き入っていた様子。
そして…。
どうやら1IKUOさんのベースをもっと聴きたいから、レイフラライブも行くつもり…らしい(笑)
私としても、やっぱりライブが好き、と思った夜(^_-)-☆