fc2ブログ

周りの『みんな』  

アルバイト時代、一時期一緒に働いていた学生さんは、頭の回転は悪くなかったので、仕事をする上ではこちら側に何も不満はなかった。

ただ…。
若い人にありがちな、自分と10歳以上も離れた年上の人間は「旧石器時代」の人…みたいな捉え方の人物。
彼女からすると、もちろんワタクシもその中に分類。

そういう彼女の発言内容は、当然「旧石器時代人間」であるワタクシをビミョーな部分でイラつかせることが多かったものの、今どきの若い人はこんなもんだろうと、「オトナ」としてふるまい、イラつきをけっして表面には出さないようにしていた。


あるとき、彼女の海外旅行の経験話になり、楽しそうに旅行の話をしていたところまでは、よかったんだけれど…。

その旅行でバッグを盗まれたか失くしたという話になり「それは大変だったね、お金がなくて困ったんじゃないの?」と聞くと、「財布やパスポートみたいな大事なものを入れていたバッグじゃなかったし、保険の補償もあったし、それに保険会社へは、失くしたバッグの方に、所持金のほとんどが入っていたとウソの申告をしたから、それも補償してもらえて、かえって得をした」と嬉しそうに笑う。

それを聞いているワタクシの顔に、非難の表情を素早く嗅ぎ取った彼女は、ワタクシに向かって「こんなことは、今どきの常識。 mikelanさんは知らないだろうけど。 自分の周りはこういうこと、み~んなやってる」とのたまう。

この「自分の周りはみんなやってる」は、日頃から彼女の口癖。
その言葉が「旧石器時代人間」のワタクシをイラつかせる元凶でもあったので、このときばかりは、ついにワタクシも「オトナ」をやめた。

「○かりちゃんの周りの『みんな』って何人? 多くても5人くらい? その程度の人数では、この世の中では『みんな』とは言わないし、言えないよ」と言ってしまった。

さすがの彼女も、一瞬言葉に詰まったらしい。
少し間を置いて「○かり達の世界では『みんな』といえば、2~3人が常識」と返してきた。
ワタクシの「ああ、そうなんだ」で、その気持ちが白けてくるような不快な話題は終了(._.)

その後も、彼女の、自分の周りの『みんな』という口癖は続いたけど、「あ、みんなって2~3人だけどね…」と、必ずつけ加えるようになった(笑)




以上、ここまでは、前置き。


昨日のプレミアムフライデーのニュースを見ながら「この恩恵を受けた人って、ワタクシの周りでは、2~3人すらいないぜ~」って思っていたことを、今日の記事にしたかっただけですが、それがなにか…(# ゚Д゚)

Posted on 2017/02/25 Sat. 12:00 [edit]

category: 雑記(日常・雑感)

tb: 0   cm: 0

文字を大きく・小さく

プロフィール

カテゴリ

お気に入り

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

カレンダー

月別アーカイブ

FC2カウンター

メールフォーム

検索フォーム

RSSリンクの表示

QRコード

Powered By FC2ブログ


▲Page top