4/29 エレファントカシマシ 岡山公演
30th ANNIVERSARY TOUR 2017 "THE FIGHTING MAN"

3月の大阪城ホールでのライブが最高に素晴らしいものだったので、今回の47都道府県ツアー、すでにチケット確保している地元以外へも行こうとチケット探し。
残念ながら、日程的・場所的に行くのが楽&行きたい会場は、取れなかった…(~_~;)
そんな中、日帰りできる岡山のチケットは確保。
当然2階席だったので、席もよく確かめないまま、当日会場へ入ってみれば、2階席の真ん中よりも前。
意外にも良席。
会場内は人で溢れかえっていて、チケット完売だったそう。
私がチケット確保したのは、一般発売初日をかなり過ぎていたはずだけど、そういえば、ここの会場は1階席より2階席の方が広いんだった…(^.^)
30周年ということで、宮本さんはこのところテレビによく出ているし、音楽雑誌でもエレカシ特集記事をよく見かける。
岡山公演のチケットがsold outだったのは、そういう効果の表れ?
47都道府県でチケット取れそうなところを探してみたけれど、確かに大きい都市は予定枚数終了という会場が多かった。
場内は、すご~い盛り上がり。
セトリは、城ホールとは若干違ったけれど、基本は今回の30周年記念のアルバムからの楽曲。
まさか、1曲目に「歴史」がくるとは思わなかったけど。
で、「花男」や「珍奇男」はなかったものの「デーデ」も「奴隷天国」も「ガストロンジャー」も演奏(^O^)/
また、それらとは表現タイプが異なる楽曲「四月の風」「やさしさ」「夢を追う旅人」…等々。
エレカシの魅力は…これはもちろん個人的感想に過ぎないんだけど、まずは、なんといっても宮本さんの歌唱力・表現力の素晴らしさ。
が、その素晴らしさは、もし宮本さんが、このバンド以外の演奏で歌ったとしたら、ちょっと違うものになるかも?と思う。
非常に歌の上手い方なので、また違う表現でその素晴らしさは発揮できるだろうけれど。
このバンド、宮本さん以外のメンバーは、はっきり言ってそんなに演奏そのものが巧いとは思わない<(_ _)>
リズム隊であるベースの高緑さん、ドラムの冨永さんは、けっこうパワフルだと思うが、Rockにしては生真面目すぎる音だと思うし、ギターの石森さんは演奏姿はともかく、音に関してはかなり控えめな印象。
石森さん、昔のDVDでは、けっこう激しい演奏だった記憶もあるんだけど?
でも…。
とにかくバンドとしての一体感は、ホント凄い!
「宮本さんの音楽」を成立させるための「バンド音」…とでも言ったらいいのだろうか。
そして、そこにサポートのおふたり、今回のツアーだとギターのヒラマミキオさんとキーボードの村山☆潤 さんの音が加わることで、エレカシが成立しているんだ、と思った。
城ホールライブのときは、ストリングスも含めて、このステージに立っている全員でエレカシだ、と宮本さんがおっしゃっていたけれど、今回もまさにそういう印象。
どこまでも武骨というのか、泥臭いというのか、とにかく、音楽もMCも、ちっとも洗練されてはいない…(;^ω^)
中心に立つ宮本さんは、本来はおしゃべりな方だと思う。
が、しかし…。
一所懸命にしゃべろうとしても、ちっともそのお話は上手ではなくて…(苦笑)
そういうところも含め、今の私にはそのすべてが魅力的(^_-)-☆

30年、活動してきたバンドの歴史って、本当に凄い。
これから彼らの過去を全部さかのぼっていこうとすると、もうこれは某Sバンドにハマったときの比じゃないことになることは承知しているので、ま、自分の「ぶに」をわきまえた行動をしようとは思っておりやすが…(苦笑)
そういえば…。
行きは岡山市民会館へはどう行ったらいいんですか?って聞かれ、帰りは岡山駅へはこの道をまっすぐでいいんですか?と聞かれた。
あのう、ワタクシも岡山市民ではないんですけど…。
やっぱり「ぶに」は、すでに越えてしまっていますかね?(笑)