今年の楽園音楽祭…「根本要・柿沼清史 還暦スペシャル」と銘打ってはおりましたが、おふたりとも還暦とは思えない、いつもの熱いステージ。
気温も高くて、私も帰宅後は熱中症の一歩手前?みたいな状況になってしまったけれど、帰り道、来年も「この坂」を制覇してやるぞ~と思うくらいの余裕(実はワタクシ、根本さんたちよりも若干年上=^_^=)は、あった…つもり。
以下は、ライブレポというよりも、オバちゃんのドタバタお出かけ日記&ちょっぴりライブ記録。
ライブ当日、今年も暑いな~と思いながら、ビール350ml缶・ペットボトル入り酎ハイ・スポーツドリンク2本・ビタミンゼリー・お茶・おつまみ…が入ったクーラーボックスなど必需品をリュックに詰め込み始めたのはお昼の12時をまわった頃。
近くで見たいライブじゃないから、早く行く必要はないんだけど…ね。
去年はJR志度駅に到着したら、まだ出発開始時間には20分以上もあるというのに、目の前で1台目のシャトルバスが出発。
その後、待てど暮らせど次のバスが来ない。
結局、炎天下で30分以上立ちっぱなしで待機。
ギラギラ太陽の下、立ったまま待つのはきつかった。
今年はバスの発着場が駅から少し離れた場所に変わったということもあって、昨年よりもひとつ早いJR便で出発するつもりだった。
クーラーボックス以外の必需品…シートやクッション、そして今年は本物の杖(折りたたみ式)も入れ、さあもう出発できるぞ、とばかりにリュックの肩紐部分を持った瞬間。
ビリっ…という不吉な(笑)音。
リュックは15年以上は使ってきた代物。
その昔、18きっぷ旅途中の名古屋で見つけ、いいな~と思ったけれど、8000円という値段が、当時の自分にはちょっと高すぎる、と一度は諦めた。
翌日の宿泊先は松本。
その松本で、偶然にまた同じ商品を見かけた。
もう一度手に取ってじっくり見たら、やっぱり使い勝手がよさそう。
カジュアルなトートバッグ型ながらも、上部のチャックを閉じ、そのすぐ下のベルト部分を引っ張れば、その部分が肩紐になってリュックに変身。
トートの持ち手の長さは調整ができる。
つまり、手提げだけじゃなく、ショルダーバッグにもなるという3ウェイバッグ。
しかも大容量。
優れものに違いないと判断し、えいっとばかりに買って、さっそくその松本から使うことにした。
旅に背負ってきたリュックが若干小さめで、お土産を買っても入らないかも、と思っていたから、そのときそれは、サブバッグ(にしては大きめだったけど…)として即役立ってくれた。
その後の18きっぷ旅にはメインバッグで大活躍。
SOPHIAのライブ遠征旅でも、キャリーを買うまではずっと使っていた。
ここ数年は、もっぱらテアトロン専用みたいになっていたけれど、長年重宝してきたそのバッグが破れるなんて…(;´▽`A``
「ビリっ音…」の発生場所は、リュックの肩紐になる部分。
トートショルダーとして使うだけなら、当座問題はないはず。
でも、テアトロンのあの坂は、両手が自由になるリュックじゃないと、今の自分の足では危険。
慌てて、他のリュックを探す。
バッグ大好き人間なので、他にリュックを持っていない…なんてことは、私の場合絶対にないのだ(笑)
我が家でいちばんの大型リュックには、緊急避難時のための水や食料、さらに衣類なども入っていて、すぐには荷物を入れられない。
もうひとつスポーツタイプの中型リュックがあったはずだと思ったら、それは1年くらい前に田舎の母の避難用としてあげたことを思い出す(;'∀')
さらに、キャリーバッグのリュック型(2ウェイタイプ)もあるんだけれど、これはキャリーの持ち手部分の重量を考えると、坂道では絶対に背負いたくない代物。
乗るつもりだったJR便をあきらめ、避難用リュックの中身を取り出して荷物を詰め替えようと思ったとき、目に入ったのがエコバッグ類を置いてる棚。
その中に、折りたたみリュックがあることを思い出した。
小さく折りたためるくらいなので、バッグ自体は非常に軽いのに、タウン用リュックに比べると容量は大きくて中型サイズ。
急いですべての荷物を詰め込むと、大きく膨らんでしまったが、まだペットボトル2本くらいまでなら入る余地はありそうだし、さっきのバッグを持ったときよりもずっと軽い。
その時点で時計をみたら、早い便にまだ間に合う。
出かける間際でバタバタしたけれど、やれやれ。
最寄り駅から乗ったJRは、日中の下り便なのに、ワンマン一両編成ということもあって満員。
車中はリュック姿の人がかなり多い。
全員がテアトロン行きなのか?と思ったけれど、志度駅到着後、そのままバス乗り場へ向かう人は5~6人程度。
時間が早いので、コンビニへ寄ったり飲食店へ入ったりの人達も多かったのかな。
昨年までは、駅の階段を降りたら、そこがバス乗り場…だったのに、今年は乗り場が変更。
さぬき市役所までは、駅から10分程度歩く。
汗を拭き拭きたどり着いた市役所横には、路線バスタイプの車が一台。
いつもは、補助席もある大きい観光バスなので、あのバスは違うだろう、と思った。
ところが、なんとそれがテアトロン行き。
既に乗車している人が多く、小さいバスなので、私に続いて3~4人ほど乗ったらもう満員。
次のバスはまだ一台も来ていない。
間一髪で、一番便に間に合った…ということ?
それにしても、みなさんの出足は早い。
受付開始のどのくらい前から並んでいたんだろう?
開場時間より前に着いたら、結局炎天下で待つわけで、それに関しては早目に行こうが、開場時間に合わせてい行こうがそれほど変わらない。
ただ、早目に行くと、ギリギリまでは待機場所で座っていられる。
並ぶ人が多くなってしまうと、立ったまま開場を待つことになりかねない。
それに…。
芝生席は広々としているわりには、快適に座れる場所が少ない(ほぼ急斜面…)から、楽に過ごせる場所を確実に確保したいなら、早目に行っておいた方が絶対に有利。
もちろん一度も立たずに最後まで座ったままなら、急斜面でも大丈夫…なんだろうけど、スタレビライブで一度も立ち上がらないままってことはない。
過去記事でも書いたけれど、私は指定席で苦痛な目にあったこと(苦笑)がある。
その後、芝生席での快適さを知ってしまったので、今後も指定席は必要ないと思っている。
さてさて。
満員になったので、バスは出発開始の14時よりも前に出発。
これだと、会場近くの駐車場到着は14時20分くらい?
会場へ降りる階段手前の広場(待機場所)でちょうど1時間待ちだな、と覚悟を決める。
15時過ぎには整列が始まって、15時15~20分頃までには、会場への下り階段道へ入れるはず。
小さいバスだったからか、車体が何度も大きく揺れる中、ようやくテアトロン到着。
到着といっても、降りた場所から待機場所の広場はもっと先。
ライブ会場は、その待機場所からさらに15分ほどかけて、足場のよくない階段状の坂道を徒歩で降る。
もちろんライブ後は、その坂道を自力で歩いて登らないとシャトルバスに乗れない。
そういう、とんでもない場所がテアトロン(-_-;)
バスを降り、広場まで行って列に並ぶ、というか待機場所を確保。
到着順にシートを敷いて、日傘をさして座るだけ…なんだけれど、みなさん心得たもので、日除けの簡易テント持参の方もいるし、さっそくビールを飲む人もいる。
こういう早い時間だと、立って待つ人は皆無。
今年は始発便だったからか、先頭が見えるくらいの好位置。
お天気は上々でどうやらゲリラ豪雨の心配もなさそう。

列から離れた、ほんの少しの日影部分にひしめき合っているのは、おそらく指定席の方々。
指定席だったら、こんなに早く来なくても…なんだけれど。
信じられないことに、この会場に専用駐車場はない。
会場までの道路は車の離合ができないくらい狭く、しかもかなりのくねくね道。
臨時の駐車場は会場から遠く離れており、もし車で来たとしても、公共交通機関利用者と同じく、最終的にはシャトルバスに乗らないと、会場までたどり着けないようになっている( `ー´)ノ
一応、歩行者用の道路案内標識はあるけれど、歩いて向かう人は見たことがない。
そういう事情があるので、早め早めの来場を心がける人が多いんだと思う。
こんな施設を作ったお役人さんたちの顔が見てみたいものですな。
が、ここの施設建設に関わった人達は、絶対にここでの催しには来ないだろう、とそう思う(._.)
会場までたどり着くのが大変で、帰りはもっと大変なことを、いちばんよく知っているはずだから。
やがて15時を少し過ぎた頃、シート類を片づけて4列に整列してくださいという指示。
みなさん、よくわかっていらっしゃるので、混乱もなく、ゆる~く列が出来上がった頃に、下り階段への入り口開錠。
下り道はやはり怖い。
今年はカメラ用の一脚ではなく、本物の杖を持参したが、下り道での効果は、一脚とあまり変わらない気がした(^_^;)
私以外に杖をつきながら降りる人は、今年もいる。
なぜ、ここを階段状の造りにしているのか、意味がわからない。
傾斜が急でも、普通の坂道の方がずっと歩きやすいのに、と思う。
どんどん進む人もいれば、杖は要らなくても私のようにゆっくりしか進めない人も当然いて、ゆっくり進む人の多くが、この段差が怖いんだ、と口々に言っていることを、テアトロン関係者はきっとご存じない。
心の中で、私もその段差に悪態をつきながら、ゆっくりゆっくり足元に気をつけながら降りていく。。
昨年よりは足の状態がずっといいので、思ったよりずいぶん早く会場入り口が見える場所まで進む。
ところが、今年は開場準備がまだ終わっていなかったらしく、そこでの待機時間が何とも長かったこと…(;´∀`)
すぐに中に入れるだろうと思い、日傘を背中のリュックから出さないままだったこともあって、とにかく暑かった。
この日、いちばん暑さを感じた時間。
周辺からも、暑い、暑いの大合唱(笑)
しかも傾斜の上に立っているしかないわけで、足に負担がかかる姿勢。
そんな場所でたっぷり15分くらいは待たされた後、ようやく開場。
会場内へ入り、芝生席へ到達してみれば、快適に過ごせる場所には、すでにシートが敷かれてるところが目立つ。
みなさん、ホント素早い。
それでも、私も昨年とあまり変わらない場所をゲット。
そこでようやく、ほっとひと息。
周辺から、さっそくお弁当やビールの匂いが漂い始めた。
私は、凍ったスポーツ飲料の2本目を手で温め(笑)ながら、ゆっくりくつろいで開演待ち。
ワタクシ、酒大好き人間ではありますが…。
テアトロンでのアルコール摂取は、要さんの顔を拝見してから…と決めておりまする(^_^)

②へ続く。