前夜のライブは最高に熱いものだったし、個人的にも快適な場所を確保でき、しかも最後はピックまで…という、こんないい思いをしていいの?状態。
なので、25日の朝の目覚めはスッキリ!
ライブ前に、高校時代の友人に松山にいることをメールしておいたら、ライブ中に返信をくれていたらしい。
本当は事前に連絡したかったが、気持ちの余裕もなかったし、時間もなかった。
ギリギリになってしまったのだけれど、幸いなことに連絡が取れ、25日昼過ぎに待ち合わせて、ランチを一緒にできることに。
突然で申し訳ないっす(←私信…m(__)m)
ということで、この日午前中はフリー。
その時間内でのお墓参りが決定。
ホテルをチェックアウト後、アーケード街の大街道から銀天街へとキャリー転がしながら、松山市駅方面へ。
とりあえずは、キャリーを高速バス乗り場近くのコインロッカーへ放り込まないことには、身軽に動けない。
松山の商店街の規模は、高松の商店街みたいに広範囲ではなく、歩いてもすぐの距離。
高校生のときも、就職してからも、市内電車路線の定期券は持っていたのに、あまりそれには乗らず、大街道&銀天街の商店街を歩き、市駅まで帰っていた記憶。
勤め人になってからは、ほぼ毎日のように、市内電車の停留所から離れた場所にある中央郵便局へ寄らなければならないという理由もあったんだけれど。
ファックスはまだない時代。
毎日のように支店へ書類を郵送する必要があった。
会社からは、それも業務なので、郵便局までと、その後、自宅へ帰るための駅までは、毎日タクシーを使っていい、と言われていたが、電話でタクシーを呼び、車が来るのを待って乗り込み、渋滞の中を進むのと、自分の足で歩いて行くのと、たいして時間が変わらなかったから、よほどじゃない限り、私は退社後歩いて郵便局へ寄った。
郵便局を出てからは、商店街の方へ戻ればアーケード街。
雨風の心配はなかった。
ブラブラ歩いて市駅まで行き、そこから自宅への最寄り駅までだけ電車を使った。
その市駅から、自宅の最寄り駅までの乗車時間、わずか1分だったけど(笑)
数年後に判明したのだが、同僚のオンナが、自分は郵便局へ寄る必要が全くないのに、私がタクシー代を申請していなかったことをいいこと(だって私は使っていないんだから申請するわけがない)に、自分が郵便局へ寄ったことにして、毎日(それも自宅まで)タクシーで帰っていたんだとか。
通常の通勤費を会社からもらっていながら、仕事で使ったのではないタクシー代まで会社に請求するその行為は…もちろん犯罪。
そのオンナ、いろいろと「せこいやり方」でちっちゃい悪事をたくさんやっていたようだけれど、結局最後までおかまいなし。
そういうヤツを雇った支店の人事担当の責任だ!
そのオンナ、日々の仕事上でも、会社はなんでこんなヤツを雇ったのかな?と不思議だった。
途中入社で入ってきたとき、今までは地元でいちばん有名な銀行でバリバリ仕事をしていたと、本人は言っていたが、私からみて、けっしてバリバリはできないヤツ。
あ、そういえば、始業時間の数分前出社、終業時間前にさっさと着替えも済ませ、時間ぴったりに帰って行く姿は、お見事なくらいバリバリでしたな:(;゙゚''ω゚''):
タクシー代詐取が発覚した際の、わが営業所の直属の上司はなかなかのやり手。
むやみにことを大きくすることもなかったが、そのオンナには、それから後、絶対に重要な仕事はやらさないようにしていたし、もちろんそれ以降、タクシー代を会社が負担するようなこともなくなった。
今思えば、銀行時代も、何か銀行側がおおっぴらにはできないことをやらかして、辞めざるをえなかったのかも。
あ、また話が逸れた(;^ω^)
街なかの様子は昔とは変わったけれど、現在の市駅のバス乗り場周辺のコインロッカーの場所は、大体は把握している。
だから、駅周辺のどこかにはキャリーが預けられるはずとは思っていた。
でも、高速バス待合所の中の、キャリーが預けられる大きさのロッカーがひとつだけ空いていたのは、この後で起こることを考えれば、めっちゃラッキーだった。
墓地は伊予鉄郊外電車高浜線沿線の駅近く。
高浜線と言えば、東京ラブストーリーのロケ地。
昨年も撮影したけれど、今年は再放送で話題にもなっていたので、再度撮影。
時間の余裕があったというか、ただただ電車の待ち時間の暇つぶし(笑)
個人的には共感する要素がないドラマ。
ああいう類のドラマは、「その世代」にしか受けないと思う。
それでも時が流れ、その後また再放送されたということは、何かしらの魅力がある?
おばちゃんには、まったくわかんないけど(;´・ω・)
ただ、この場所、プロが撮影すれば、現在でもロケ地としては使える場所。
あ、でも…みかん色の電車は使わない方がいいと思う(笑)
このみかん色、ちょっと色がきつすぎると思うのは私だけ?


この日も、10月も末だというのに、けっこう暑かった。
電車内は、半袖姿の人がいたかと思えば、コート姿の人もいて、人々がこのところの気温差に翻弄されているのがよくわかる。
松山市駅まで戻った時点で、まだお昼までには時間の余裕があった。
友人と会うのはお昼を少し過ぎてからの予定。
フツーの人ならば、それまでの時間、駅直結のターミナルデパート内をうろつくとか、近くの喫茶店でお茶を飲むとかするんだろうけれど…。
「テツ」の端くれである私は、迷うことなく市内電車の一日乗車券を購入。
市内電車乗り場へ向かったら、最新型市内電車と坊ちゃん列車が並んでいた。

今の市内電車線路を走る坊ちゃん列車は、観光用。
もちろん私の子供時代にはなかった。
だから、懐かしさはない。
今まで一度も乗ったことがないし、おそらくこれからも乗ることはない…とは思う(苦笑)
観光客ではない私は、普通の電車に乗り、とりあえず昨年工事中で駅舎の撮影ができなかった道後温泉駅へ。
工事は終了していたけれど、見た目はほとんど変わっていない?
違うタイプの建物になっているのかと期待していたので、ちょっと拍子抜け。
この駅舎、私の子供時代とは違うので、それほど思い入れがあるわけじゃないわけで…(''◇'')ゞ

駅周辺は観光客が多く、「テツ」としてはちょっと場違い。
「テツ」には、ここよりは古町駅のダイヤモンドクロス撮影の方がふさわしいと判断。
トイレだけすませ、入線してきたJR駅行きに飛び乗る。
そのときは、あまり深く考えず、このままJR駅の停留所まで行って、北回り方面の環状線に乗ったらいいかな、くらいに思っていた。
一日乗り放題の切符だったし。
松山育ちだから、市内電車全線すべてに乗車したことはある。
路線も全部知っている。
が、乗っている途中で、別の系統に乗り換えするのは初めて。
なるほど、道後温泉からだと、環状線へは上一万で乗り換えなのか、と車内案内で知った。
しかも、ここで乗り換えすると、乗り換え券をもらえて、乗り換えても160円の均一料金のままなんだ(私は一日乗車券なので、料金は関係ないけど)ということも初めて知った。
路面電車は均一料金ということだから、これは当然か…。
おや、上一万の停留所に、反対側の乗り場へ行く地下の通路があるなんて…これも知らなかった。
あ、今思えば写真を撮ればよかった…(苦笑)。
環状線は、民家のすぐそばを通るようなところがあるかと思えば、車が多く走る道路を横切ったりするところもあって、なかなか面白い路線。
かなり久しぶりに、そういうところを走る電車に乗り、城北周辺の車窓風景を見た。
あっというまに古町駅へ到着。


以前にも記事にしたけれど、この駅は郊外電車と路面電車の両方が到着&出発していく。
「テツ」にとっては魅力的な駅。
しかも、ここも郊外電車の線路と路面電車の線路が交差する(ダイヤモンドクロス)場所。
大手町のは直角交差だけれど、ここのは斜め交差。



ここのダイヤモンドクロス上は、市内電車に乗っていても、大手町のほどは、ガタガタを感じない。
昔からこの状態なので、私としてはこの状態があたりまえだと思っているから、なおさら…(;^ω^)
もう少し、電車の行き来を見ていたかったが、そろそろお昼近くになろうとしていたので、市駅へ戻る。
友達から連絡があるまで、ターミナルデパート内をブラブラし、我が家の91年生さん用の部屋着を購入。
引越しといっても、目についた必要なものをとりあえず段ボール数箱に詰めて持ってきたという状況だったから、91年生さんは、着るものがない…とおっしゃっている。
実際には、最終的には私がチェックし、必要な最低限のものは持ってきているはずなので、着るものがない…なんてことはないはず。
私からみたら、その後の整理ができていないだけだと思っている。
人の性格は、ほんと様々。
人生を長く生きてきている人であっても、整理整頓が上手で、すべてにおいて、きちんと&しっかりとしている…とは限らないのでござる(笑)
ま、うちの91年生さんほど整理整頓が不得手なご老女も、かなり珍しいとは思うが。
相棒クンが似ていなくてよかった…(笑)
また話が逸脱し始めた…。
整理整頓ができない91年生用のための衣類を購入後は、友達とランチ&おしゃべり。
2時間があっというまだった。
この後仕事がある彼女に車で市駅まで送ってもらい、今度は市内電車一日乗車券特典の観覧車「くるりん」へ。
くるりんの料金は700円。
市内電車一日乗車券が600円なのに、くるりんにも一回乗れるっていうのは、お得。
くるりんができたとき、まあ一度くらいは乗ってみるか程度の気持ちしかなく、その後は乗ろうとも思わなかった。
今ではお墓だけの繋がりしかないふるさとの景色を、ひとりだけの空間、15分という限られた時間、眺めることができるということが、前回来たときに、ホントたまたまこのくるりんに乗ったことで、それは今の私にとっては有意義なことだ、と思えるようになった。
気持ちの整理というほど大げさなものじゃないけど、いつもとは異なる思考回路も働く…みたいな。
遠謀深慮(深謀遠慮?)「以下伏せ字<(_ _)>」
したつもりが、他者を完全否定したということに気がついていないヤツは、そういえば、昔から浅薄な企てが得意だったよなあ~ 「三つ子の魂百まで」って本当だよなあ~ 誰にもバレていないと思い込んでいるんだよなあ~ バレていないと思っているから後ろめたさもないんだろうなあ~ 本当はバレバレなのになあ~なんてことを、ひょいと思い出し、これに限ってだけは天地神明に誓って後ろめたさのない(笑)私が、思わず観覧車の中でひとり大笑してしまったのもおそらくはこういう空間の中だから(^_^)そういえば、某国営放送のドキュメント72時間の中でここで取材されていた人々も、それぞれがそれぞれの気持ちを抱えて乗っていた…。


この日も晴天。
お城がよく見えた。

地上に降りて、そのままバスチケットセンターへ直行。
最終便のチケットを持っていたが、今からいちばん早く乗れる高松便に変更してもらうよう頼んだ。
その時点で、私も窓口の方も、それは約1時間後の便と思い込んでいたのだけれど、なんとその時間帯だけ、発車時間が変則。
チケットを発券してみれば、あと3分後に発車する便だったことが判明。
便の変更は1回のみ。
窓口のお嬢さんも私も焦ったが、キャリーはカウンターのすぐ横の待合所内のロッカーの中だったから、大丈夫です、それに乗りますからと伝え、大急ぎでキャリーを取り出し、すぐ外の乗り場へ。
幸いなことにバスは少々遅れており、まだ到着していなかった。
それでも、ここの場所のロッカーじゃなかったら、完全アウトだったはず。
やれやれ(=^・^=)
岡山のときと同じく、この日も私が何時頃に帰ってくるのかと非常に気にしていた91年生。
午後8時までには家へ帰れるからと連絡しておいたのに、まだその8時にもなっていない時間に帰ってみればもう就寝中。
いつも、午後9時就寝をきちんと守る人なのになぜ?
寝るのは9時よりも早くても遅くてもダメとおっしゃる方なんだけれど…。
おそらく、嫁という立場の人間が、ひとりで、しかも泊りがけで出かける…ということに納得がいかないのだろう(苦笑)と思った。
これに関しては、これ以上は気にしないことにした。
気にしていたら、今後一切出かけられなくなってしまう。
生活スタイルも考え方も違うのだから、そこを無理に合わせようとしたら、絶対に潰れてしまう(笑)
ということで…。
気にはしないといっても、最後の最後で、若干のもやもや感を残してしまった松山遠征旅記録の終了!
あ~まだ神戸&京都が残ってる(;´・ω・)