友達から聞いて知ったネット上の「ポテサラ騒動」
実際の状況がどうだったかは、当人以外にはわからないことだろうけど…。
でも、これが事実なら…。
「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」…の文言のなかで「なら」と「くらい」については、もし心の中でそう思ったとしても、絶対に口に出して言っちゃダメ。
たとえ、身内に対してでも。
ましてや、見ず知らずの人に対してだったとしたら論外。
今の時代ではなおさら…(苦笑)
「母親」になったことがないので、私に母親業の大変さについて語る資格はない(母親業の大変さは、ほんの少しの想像力さえあれば、高齢男性であってもわかることだと思うけど…)のだけれど。
一方、「ポテトサラダ」については、私も今まで頻繁に作ってきたし、これからも作り続けていくはず。
ということで、ここでは「ポテトサラダ」について書くとしますか…(苦笑)
この男性高齢者の発言は、ポテトサラダは主菜ではないので短時間で作れるものである、という認識からなのかな?と想像してしまった。
それとも…。
自分の好物であるポテサラを奥様が作ってくれない?
あるいは…。
作ってくれる人が今はいない?
いやいや…。
もっと昔のことで、ポテサラが自分の大好物だったのに、お母さんが作ってくれなかった?
これら以外にも、いろいろな想像ができてしまう…(;^ω^)
私自身は、ポテサラが好き。
自分も食べたい。
買ったものよりも自分が作った方がおいしいと思っている。
だからか、ポテサラを作りたくないという気持ちにはあまりならない。
が、これって献立としては副菜。
けっして主菜になることはないというのに、調理するのには時間がかかるものだ、と常々そう思ってきた。
調理行程が面倒というよりは、使う道具も多く、従ってあとの洗い物も多く、さらにじゃがいもやゆで卵、場合によっては使うことがある炒めたベーコンを冷ます時間も必要。
けっして短時間ではできない一品。
つまりは、時間にある程度の余裕がないと作れない。
なので、無理をしてまでは作らない。
そういう一品。
考えた献立上で何かもう1品欲しいけれど、ポテトサラダまでは作る時間がないと判断したら、お惣菜コーナーのポテサラを買うこともある。
逆にポテサラだけ自分で作って、主菜の方をお惣菜コーナーで買うこともある。
ポテサラは、卓上をにぎやかにしてくれる一品。
今回の発言をした男性高齢者には、一度ポテトサラダをご自身で作ることをおすすめしたい。
この料理、母親だから作らないといけないものではないはず。
あ、作るのなら、まずはお店でポテサラに適したじゃがいもを選んで買うところから始めてくださいませ(笑)
ポテトサラダくらい作ったらどうだ…なんていうような発言は、けっしてできなくなると思いますぜ(*^▽^*)
作ればきっとおわかりになるはずだけれど…。
ポテトサラダは、かなり「奥が深~い」一品。

今回作ったポテトサラダのレシピ。
まずはゆで卵を作って冷ましておく(我が家では生卵を電子レンジに入れると3個7~8分でゆで卵になる容器を使用)
じゃがいも大1個は、皮付きのままよく洗い、ラップにくるんで、まず3~4分、裏返してまた3~4分チンする。
じゃがいもが出来上がったら皮をむき、コショウ、バター、そしてお好みの香辛料等を少々を入れつぶしておく。
じゃがいもをチンする前にしておくこと。
厚切りベーコンをさいの目よりは若干小さく切り、フライパンで炒め冷ましておく。
冷凍の塩味付き枝豆を自然解凍させておく。
レンジのチンで完成したゆで卵の殻をむき、適当な大きさにつぶし、冷ましておく。
最後に、すべての材料を同じボールに入れ、あとはマヨネーズで和えるだけ。
盛り付けは、レタスを敷いた上にポテサラを盛り、あとは適当にミニトマトを飾る。
今回は冷凍枝豆を使ったけれど、もちろん定番のきゅうりと玉ねぎでもOK。
ベーコンじゃなくハムでもOK。
塩もみきゅうり&さらし玉ねぎに比べ、冷凍枝豆を使うと、ベースのじゃがいもに混ぜても、水っぽくならないのが私は好き。
火をとおしたベーコンも、ハムよりはコクがあるので好んで使っている。
今の時代、1年365日、そして1日3回、すべて手作りで食事を作ってくれる「お母さん」がいるなら、その方は表彰状どころか、永久に殿堂入り…であると、今回発言の高齢男性には、そうお伝えしたいものですな(笑)