2年前の2019年は、古い日記(手書き日記の方)を読み返すと、めっちゃ忙しくしていた様子。
もっとさかのぼれば、その前年と前々年の2018・2017年もけっこう大変だった。
高齢の母のことで、いろいろと大変なことが次々と起こってしまったわけで。
日記には、忙しい中、それでもコロナの今では考えられないくらいあちこちライブや遊びに行ってたことが書かれており、我ながらめっちゃ元気だったんだな、私…と驚いている。
この2019年12月のお出かけは、母の法要がメイン。
だから遊びではないものの、帰りにはちょっと寄り道して相棒クンとふたり、お互いの労をねぎらいあった次第。
撮影日 2019年12月13~16日
松山自動車道下りの伊予灘SAの伊予灘ちゃんぽんは本当に美味いっ!
実家へ行くときは、他に適当なお店がないこともあって、近年はほとんどこのSAで昼食。
先日行ったときは、魔が差して(笑)ラーメンを注文してしまい、とっても後悔(苦笑)
伊予灘ちゃんぽん

愛媛の鯛めし

近年すっかり有名になった愛媛の鯛めしは、実は2種類ある。
ひとつは昔から有名だった今治の鯛めし。
松山市内でも食べられないことはなかったが、昔は鯛めしと言えば、北条か今治(今は北条が合併して松山市になったけれど)という認識。
今治のは、いわゆる炊き込みご飯。
炊き込みご飯に目がない私は、これは子供の頃からの大好物。
この鯛めしは駅弁にもあるんだけれど、タイミングが合わない限り車中では買えない。
私が車中で食べられたのも、たったの2回だったか。
今でもあるのかな?
もうひとつが、今では愛媛の鯛めしといえば、県外の方々にはおそらくこちらになるんだろうけれど、愛媛県南予の宇和島の鯛めし。
宇和島の鯛めしは、元々は漁師さんが船の上で食べていたものだそう。
本来は、生の鯛をあったかいご飯の上にのっけて、醤油をかけただけのシンプルなもの。
40数年以上も前、私が初めて食べたときは、醤油ではなく、暖かいだし汁をかけてお茶漬けのようにして食べた記憶。
会社の上司や南予地区担当の営業さんに、騙されたと思って食べてみろ、絶対に美味いから、と言われ、おそるおそる口にしたら、確かにめっちゃ美味しかった。
その後しばらくは、南予に行くチャンスもなく、食べることはなかった。
あの美味しさの記憶は消えないまま、さらに月日が経った。
やがて、実家が南予の相棒クンと結婚したものの、実家の誰ひとり、鯛めしのことを知らなかったのは驚いた。
母が言うには、いわゆる漁師飯だろうから、漁師以外の人は知らないままだったのを、誰かが世間に普及させたのではないか、と。
それでも、宇和島以外ではなかなか食べることができなかった宇和島鯛めし。
我々も、宇和島で食べられる数少ないお店で、ずっと食べてきた。
そんなあの宇和島鯛めしが松山で食べられる?
しかも、その店には今治鯛めしもメニューにある?
やはり、そんなうまい話(苦笑)にはついつい、心が動いてしまう(;´・ω・)
さて…。
その実態。
それは…ここに載せるのもためらうほど。
グルメサイトでは非常に評判がよかったけれど、元みかん国在住者にとっては、どちらの鯛めしも、今まで鯛めしっていうものを一度も食べたことのない人向けのお店としか思えなかった。
かなり残念な店(´;ω;`)…少なくとも我々には…。
建物外観はそこそこ高級店風だったのに、案内されたのは、ガタガタするテーブル席。
出された料理はふちが欠けている食器に盛られていた。
で、その料理は、メインの鯛めし以外に目線が行くように、工夫がなされたもの。
だってメインの見た目があまりにも……(これ以上書けないけど、ひとつだけ言えるのはグルメサイトの写真とは全然違ったということ)
さらに、あまり教育されていない様子がありありの店員さん等々…。
なぜ評判がいいのだろう?
あれから2年…、その後少しはよくなっていればいいのだけれど。
鯛めしでひどくがっかりしたので、シメは中華そば。
実は、本当はこっちが本命のお店。
これまで長々書いてきたけれど、簡単に言えば、本命の開店時間が遅かったので、鯛めしの方に行き、結果、大失敗だったということ。
北山軒のおばちゃん、元気かな?
鯛めしの店のことをすべて消し去ってくれたお店ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪

松山銘菓 「つぼやの坊ちゃん団子」「六時屋のタルト」…坊ちゃん団子もタルトも、製造メーカーはいろいろある。
それぞれ、超・有名店が…。
でも、一度でもこれらを食べてしまったら、他メーカーさんのものはおそらく喉を通らない。
坊ちゃん団子が2箱もあるのは、ここのお店の坊ちゃん団子は日持ちしない上、一度開封したらその日のうちにお腹の中に入れてしまわないといけないので、店員さんの適切なご指導により、2箱分購入したもの。
どちらも、どこでも買えるわけじゃないっていうのが残念でもあり、でも、当然だとも思う。