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    mikelan

    Author:mikelan
    mikelan(ミケラン)と名乗っておりますが、実態はどこにでもいるフツーのオバチャン。

    音楽・旅が好き。
    若い人たちに紛れ込んで、こっそりと(?)ロックバンドのライブに行ってます。

    ブログタイトル「からっぽの青春」は、知ってる人は知ってる(^^♪あるレコードのシングル盤のタイトルから拝借しました。
    生来あまのじゃくなので、ここのブログ記事も、そのような内容…かも。
    カテゴリは、大雑把な性格なので、かなりおおまかな分類。


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    DATE: CATEGORY:さぬきうどん・ラーメン
    あの「丸亀製麺」のお店が、とうとう香川県内では1店舗になってしまうということで、またまたネットで話題に。
    数年前に、麺通団の団長さんが、丸亀製麺に対して不快感を示したときも、けっこう話題になった。

    今回は、県内で1店舗になってしまうことに絡め、「丸亀製麺は“讃岐うどん”の看板を下ろしたほうがいい、これだけの理由」という記事も出た。
    これに関しては、まあ確かにその通りかも、と思いながら、読んだのはホント。

    が…。

    丸亀製麺へ入ろうと思う気持ちがない者にとっては、看板のことなどどうでもいいというのが正直な気持ち。
    何も知らずに食べ、美味しいと感じ、満足できた人はそれでいいのでは?と思う気持ちもある。
    個人的には、丸亀製麺のうどんは美味しいとは感じないし、けっして満足はしないのだけど。


    結局、香川で1店舗になってしまうのは、そうなってしまうだけの理由はあると思っている。



    過去2回、丸亀製麺の県内のお店はその味を確かめるつもりで入った。
    その結果は、2回ともよろしくなかった。

    1回目は香川に初めて出店した頃。
    そのときは、非常に不味いとまでは思わなかったが、これはいわゆる讃岐うどん麺とは違うな、と思った。
    そのスタイルは讃岐のうどん屋なんだけれど、いざ口にすると、肝心のうどんが違った。

    2回目は、2、3年前だったか、麺通団の団長さんがはっきりと不快感を示したとき。
    すっごく久しぶりに味を確かめるつもりで店へ行った。
    このときは、うどんの麺はともかく、出汁があまりにも酷く、麺についての記憶があまりないけれど、1回目よりもよくなっているとも思わなかったし、自分好みの、いわゆる昔ながらの讃岐うどん独特のコシがある麺ではなかった。
    現在は、違ってしまったけれど、昔の加ト吉時代の冷凍うどんの方がずっとずっと「讃岐うどん」していたと思う。
    出汁があまりにもだったので、すぐに口直しのため、別のうどん屋へ直行したほどの不味さ。

    出汁の不味さは、天ぷらで有名なお店にはけっこうありがち。 
    うどんを食べに行くのではなく、天ぷらを食べに行っている客で成り立っているから。
    我が家では天ぷらが有名というような店にはほとんど行かない。
    行くとしたら、どういううどん屋なのか、一度は食べてみないと…という、ただそれだけの気持ち。
    あくまでも、目的はうどんであって、天ぷらではない。

    お客さん(とくに県外客)は、揚げたて天ぷらだということや、その豪華さ(大きさ)に惑わされて、肝心かなめのうどん(麺と出汁)を味わっていない。

    もちろん、香川県内のうどん屋さんでも、丸亀製麺さん以外にも、これは讃岐うどんじゃないだろうだとか、ありえない不味さだとかと思うお店はたくさんある。
    好みは人それぞれだから、私がそう感じるお店でも流行っているところもあるし、あっさりつぶれる場合もある。
    丸亀製麺さんも、あの麺や出汁が好きな人が多いからこそ、香川県以外では盛況なんだろうと思う。



    けっしてうどん好きではないけれど、本当においしいうどんが讃岐には確かにある。
    それのほとんどが、店主さんが健康を害してしまったら、閉店となってしまうような小さなお店。
    些細なことなのかもしれないけれど、事実とは違うことを面白おかしくテレビで伝え、実態を知らない他県民にアピールしたことは、県内でがんばっている、小さなうどん店主さんたちに、とっても失礼だとも思うから、今後も、たとえ腹ペコでも、あの会社がやっているお店で食べることはない。
    あの番組は私も偶然見ていて、受けるからといって、事実ではないことをよく言えるものだな、と思った。
    所詮、テレビってそんなものだとは重々承知しているけれど。

    食べないいちばんの理由は、あのテレビのせいだけではなく、そもそも、麺も出汁も私の好みじゃないということ。



    かなり以前、神戸三宮で、和食が食べたいのに和の味のお店が見当たらず、空腹で倒れそうになった頃、ようやく目に入ったのが丸亀製麺の店だった。
    それは、あのテレビでの「作られた事実と異なるストーリー事件(笑)」よりも前だったはずだけれど、そういう腹ペコ状態でも、そこへはまったく入る気持ちが起こらなかった私は、うどん県民(笑)


    丸亀製麺のコマーシャルは、一見とてもよくできている…のだけれど、うどん県民にとってはけっこう突っ込みどころがたくさんあり、画面に向かって何か言わずにはいられない(笑)

    相棒クンも自身のブログで書いていたけれど、お持ち帰りをしたうどん弁当のうどんを食べ、「打ち立てうどんが、美味しい」とは……はっきり言って「ないっ!」(# ゚Д゚)

    以前のコマーシャルでも、若い女優さんが口いっぱいに大量のうどんを頬張る様子に、ありえないうどんの食べ方と思った(そのシーンはいつのまにか口に運ぶうどんの量が少なくなり、相棒クンは、自分がブログにそう書いたからだ、と言っている…笑)。

    「すべての店で粉から作る」ということで「ここのうどんは生きている」と言うのは、コマーシャルのうたい文句としてはなかなか「お上手」だとは思うけれど、うどん県民からすると、讃岐うどんを知らない人があのコピーを考えたんだね、と笑ってしまう。
    個人のお店だと、粉から作るのは当たり前のこと。
    さも特別みたいに、粉から作ることを強調するのか、とも思ってしまう(笑)
    書いていて気がついたのだけれど、きっと私は、テレビから流れる丸亀製麺のコマーシャルに不快感があるのだ(苦笑)

    県内で1店舗だけになってしまうのなら、ここの県内でのコマーシャルをやめたら、経費削減になるのでは?
    いや、企業としてはそういうわけにはいかないのか…(;´・ω・)

    そうそう、企業として、丸亀製麺さんは、丸亀城の石垣補修の寄付やサポートもしていただいていることは、ここでもきちんと書いておかなければ…。


    それはありがたいことだけれど、これ(私が食べに行かないこと)とは、まったく、全然、完全に…別のこと(。-`ω´-)!! 

    DATE: CATEGORY:雑記(日常・雑感)
    21日にコロナワクチン3回目の接種をしてきた。
    前の2回はファイザー製。
    今回はモデルナ製。

    市の案内によると、我が家がお願いした病院はファイザー製しか扱っていなかったはずなのに、予約電話の最後の最後に、接種はモデルナ製と言われた(笑)
    世の多くの人々と同じく、なんとなく前回と同じワクチンならば接種後の体調の予想がつくので、ファイザー製がいい、と思っていたものの…:(;゙゚''ω゚''):

    ま、思ったよりもうんと早く接種できるのは、ファイザーはなくても、モデルナの在庫があるからなんだろうと解釈。
    昨年の予約は、申し込んでから1回目の接種までは結局1ヶ月半もかかった。
    今回は、あっさりと2週間後を指定された。

    モデルナ製と言われたものの、その当時は副反応のことはあまり言われてなく、前回2回とは違う製品の方が効果が大きいみたいな情報が多く出回っていたので、ま、いいかと思っていた。

    ところが、接種日前々日だったかに知った情報では、モデルナの方が副反応が強い、と…(~_~;)

    相棒クンは、1回目も2回目も、副反応と言えるものはほとんどなく、腕の痛みが少々だったらしいけれど、私は2回目は接種翌日に熱が出て、2日間寝込んだ。
    腕の痛みも耐えられないくらい酷かった。
    あれより酷い副反応なんて、と一瞬ぞっとしたけれど、もう逃げられない。

    覚悟を決めて臨んだ3回目。

    接種そのものは、1回目と同じく、針が入ったのも出たのもわからないくらい。
    2回目が最初から最後まで痛かったのとは大違い。
    ここで、やや安心。

    家へ戻って、4時間経っても腕はそれほど痛くない。
    2回目のときは、その時点ではもう相当腕が痛くなって、身体も熱くなり、結局その後、翌日に発熱しそれから2日間寝込んだ。
    その経験から、この状態ならば熱も出ないんじゃないかと思っていたが…。

    甘かった(笑)


    翌朝、やや身体が熱い。
    体温計は36.8℃
    普通の人は平熱なんだろうけれど、平熱が35℃台の身なので、やはり少々しんどく感じる。
    食欲もまったくないが食べないわけにはいかないので、こういう場合のときにと買っておいた小サイズのヨーグルトだけ食べて寝る。
    その後体温は予想通り上昇。
    37.2~37.3℃と上がったが、37.2℃の時点で解熱剤を飲んだからか、昼頃には数時間で37℃に戻り、そこで落ち着いた。
    少し食欲が戻ったので、冷凍ご飯を少量だけ解凍し、鮭フレークのおにぎりにして食べてまた寝る。

    結局、夕方には36℃台まで下がったので、少々のアルコールも飲みながら夕食も食べた。
    あまり食欲もりもりという状態ではなかったけれど、それでも普通に味わって食べることができた。

    ところが、その後は早々と就寝したもの、またもや36.8→37.2→37.3℃と上昇。
    解熱剤を飲んだら、あっさり下がり、夜が明けたらもう熱の気配は感じられなかったが、今も頭痛が少々。
    ひどい頭痛持ちだった頃に比べると、こんなの頭痛とは言えないくらいの軽いものではあるけれど…。

    腕の痛みについては、ファイザー製のときは、2回とも、接種した方の腕を下にしては眠れないほど痛かったし、特に2回目はちょっと動かすだけでも激痛だったことに比べると、痛みとは言えない程度のもの。
    接種日当日も、気がついたら接種側を下にして寝ていたほど(笑)

    ま、今現在、身体全体から感じられるのは、おそらくこれで副反応は終了かな、というもの。
    なので、私にとっては、ファイザー製2回目よりは、今回の3回目モデルナ製の方がず~っと楽だった。
    モデルナ製の3回目は分量が半分ということが大きいのかも。

    一方、相棒クンは3回とも発熱はなかったものの、今回のモデルナ製がいちばんしんどかった…そうで(笑)
    今回は、注射のときから痛かったらしい。
    確かに、接種翌日、前回は私が寝込んでぐったりしていたとき、ヤツはテイクアウトの中華を買ってきて、ひとりで大酒飲んでたのに、今回3回目接種の翌日である昨日は、ヤツも午前中はずっと寝ていた。
    そして、夕食時、もちろんビールは飲んではいたけれど、それほどの大酒ではなかったし、〆のラーメンは食べたけれど、食事としては、酒のつまみ程度。

    結局、副反応は人それぞれ、また、そのときの体調次第?

    DATE: CATEGORY:旅・お出かけ記録
    撮影日  2022年2月11日
    撮影場所 淡路島 立川水仙郷


    四国から淡路島まで車で渡れる大鳴門橋は、昭和の時代には既に開通していたし、我々でも泊まれる料金のリゾートホテルもその頃からあったので、当時何度か淡路島には泊りがけで遊びに行ったことがある。
    当時の観光案内に載っていた場所にはほとんど行ったと思う。

    あれから時が経ち、近年はお目当ての竹ちくわや玉ねぎ関連の商品と、手前の鳴門の北灘さかな市との両方が目当てで、ちょっとした日帰りドライブのコース。
    なので、淡路島に入ったと思ったら、すぐに帰路につくことが多い。

    今回は、撮影対象を探していた相棒クンが、水仙が見頃のようなので、水仙郷へ行くと…。
    淡路島の水仙郷は、以前の宿泊旅の頃に行った記憶があり、それも相当がっかりな場所…だった記憶なので、相棒クンに前に行った場所じゃないよね?と確認。
    相棒クンは、前に行った水仙郷は、現在リニューアル工事のため休業中で、今日行くところは違う場所だ…と。

    その言葉を信じて行ったみたら、がっかりな場所の方(´;ω;`)
    ホームページではけっこう咲いているということだったらしいけれど。
    私と相棒クンがそういう会話をしていると、近くにいたおじさんも、ネットで見た情報とは全然違う…と苦笑。

    2022-02-11-2.jpg

    また、入ってすぐの場所に来た家族連れにいたっては、あまりの状況に戸惑いながらも、いやいや、もう5分も歩けば、きっと満開の場所があるよ…と。
    その先、5分も歩いたらもう終わりだけれどね…なんては、とても口に出せないワタクシ(笑)
    いちばんよく咲いていたのはこの辺りのみ。

    2022-02-11-5.jpg 2022-02-11-6.jpg

    こんな感じの場所がほとんど。

    2022-02-11-4.jpg 2022-02-11-3.jpg

    入ってすぐに、とある建物に気がついて、ここはがっかりの水仙郷の方だ、と気がついたワタクシだけれど、相棒クンはまったく記憶にないそうで…。


    帰って古いアルバムをひっぱり出してみたら、なんと我々は、このがっかりの立川水仙郷と、現在休園中の黒岩水仙郷の両方を見に行っていた。
    で、アルバムには、はっきりと立川水仙郷の方について、水仙目的の旅だったのに、ここにはがっかりしたとの記載があり、黒岩水仙郷の方は、立川があまりにがっかりだったので、せっかく淡路島に来ていたのだから、黒岩の方まで足を延ばした…みたいな記載。
    そして、黒岩水仙郷の方は急斜面ながらもかなり咲いていて、見頃の水仙の前でそれぞれの満足顔(笑)

    相棒クンは、名前は憶えていないけれど、水仙郷で満足した記憶はあるといい、ワタクシも名前は憶えていないけれど、めっちゃがっかりした記憶があった。
    どちらの記憶も完全ではないけれど、淡路島の水仙の記憶そのものに、それぞれ間違いはなかったということらしい(苦笑)


    アルバムを見たら、完全にふたりの頭から消えていた記憶がひとつあることが判明。

    今回の水仙郷へ行くまでの途中、お城が見え、あそこまで登るのけっこう大変そうだ…とおっしゃる相棒クン。
    日帰りだったし、時間も限られているからワタクシも行く気はなかったのだけれど。
    アルバムには、以前にちゃんとその洲本城へ行っている写真が残っていた(笑)

    登りが得意なワタクシは、ここは大した高さでもないと言い、登りが苦手な相棒クンは2~3歩登るたびに、ハアハア言っていたらしい(笑)


    立川水仙郷は、見頃の時期にうまくタイミングが合えばいいのだろうけれど、料金を払うまでは気がつかない、相当の坂を下ったところが駐車場。
    かなりというか、車が通る場所では経験がないほどの急坂は、きれいに整備されているとは言い難い。
    一方通行なので、帰りは違う急坂を登るのだけれど、水仙畑に近いいちばん下の駐車場所から帰って行くときに、車の底を擦った車をワタクシ、2台も目撃。
    2台とも、めっちゃすごい音がした…(;´・ω・)
    でもなぜか、この酷い坂道の以前の記憶はない。
    今回、うちは、少し上に停めたけれど、駐車場そのものの記憶がない。

    探偵ナイトスクープにも出たという、怪しげな建物内には、前回も今回も行かず(笑)


    水仙にはがっかりだったけれど、上天気のもと、久々の長距離ドライブはとても楽しかった。
    相変わらず…飲まず食わずだったけど(笑)

    DATE: CATEGORY:ひとりごと
    オリンピックそのものに特別な思い入れもないし、興味もないと断言できるほどの人間だけれど…(;^_^A
    それでもニュースとしては、読んだり見たりするから、スキージャンプ選手の高梨さんに対する化粧批判や、競技中に彼女が規定違反とされてしまったことは、知っている。
    スーツの規定違反なんていうものがあることは、このニュースを見るまでは、知らなかったけど。

    これに関しては、いつもとは検査方法が違って厳しいものだったという報道があり、その記事を読んでいたら、オリンピックやスキー競技とは全然関係のない、古い記憶がふたつもよみがえってきた。


    ひとつめは、独身時代のこと。
    事務の職に就いていた。
    小さな営業所で、雑用の類も多く、その中でも郵便物の発送業務は毎日のようにあった。
    メールもファックスもなかった時代。
    支店とのやりとりにしても、あるいは取引先との連絡にしても、電話だけでというわけにはいかないものに関しては、「紙の書類」を相手に郵送するしか方法がなかった。

    営業所が入居していたビル前にはポストがあり、午後の集配時間までにそこへ出せればいいのだけれど、集配時間に間に合わないものや、ポスト投函ではすまない書留郵便物等も多々。
    そんなときは、郵便局へ行くことになる。

    事務所からいちばん近い郵便局の窓口にいた小柄な眼鏡をかけたおじさん。
    彼の生きがいは、測ること(笑)

    勤務先には、社名と営業所名、そして住所が印刷された封筒が、定型内・定型外と数種類あり、郵便料金を確認するための量りも当然置いてあった。
    もちろん常時、切手も各種買い置き。
    だから、郵便局で書留料金を調べてもらうまでもなく、窓口に出して控えをもらったらそれでOK。

    ところが、そこのおじさんは、どうみても定型用封筒なのに、必ず自分専用のものさしで封筒の縦横を測る。
    そして、これは0.5ミリほど定型郵便物より大きいからこの切手では出せない、追加料金が要ると言う。
    私も一度そう言われ、事務所に持ち帰って貼り直したことがある。
    彼曰く、封筒の糊付け部分の折り方が浅いから、確実に0.5ミリは定型郵便物の大きさを超えているんだ…と。

    私は一度で懲りたから、それからはそういう指摘をされることがないように、相当気をつけていたが、そのおじさんが対応すると、かなりの確率で、窓口前に立つお客さんが、彼からこれは定型内郵便ではない、少し大きいから定型外郵便だと言われている場面に遭遇。
    隣の窓口担当のおばさんが、定型用の封筒だからそれでいいんじゃないの?ととりなすように言っても、聞く耳は持たない。
    こんなことを続けていたら、この郵便局には誰も郵便物を出しに来なくなると思ったし、実際、私もまだ若かったので恐る恐るの状態で郵便物を差し出すのが嫌になり、何よりもばかばかしく思えてきて、次第にそこの郵便局へは行かなくなった。


    当時は、めっちゃ意地悪なおじさんという認識だった。
    時が経った今は、あれは彼の生きがいだったのかな、と。
    規則が大好きで、何が何でもきちんとやらないと気が済まなかったのかな、と。

    どうであれ、絶対にお近づきにはなりたくない人…。
    息がつまる…(笑)




    ふたつめの記憶は、結婚後のこと。
    銀行のATMが普及し始めて、カードは作っていたものの、銀行内のATMの台数が今のように何台も設置されている時代ではなかったので、我が家のお金の出し入れは、まだ窓口専門。
    当時はATMに不慣れな人もまだ多く、窓口の方が早く終わる場合が多かったということが大きい。

    ある日、お金を下ろすため窓口で出金伝票と通帳を出した。
    しばらくすると、その窓口の眼鏡をかけた小柄なおじさん(笑)に呼ばれ、ハンコが違うからお金は出せないと言われた。
    銀行印に使っているハンコは、相棒クンが2個、私も2個持っているけれど、どれもそれなりの特徴があり、間違うことはない。
    おじさん行員にもう一度よく見て欲しいと言ったが、彼は違うの一点張り。
    その日、こちらの言うことを聞く耳は彼にはなかった。

    そのおじさん、通帳が相棒クン名義だったこともあってか、じろりと私を見て、お家へ帰って家の人にちゃんと確かめてもらいなさい、とまるで子供扱い。

    へ? 
    私、もう30過ぎの大人なんだけれど?
    しかも、そのときのヘアスタイルはけっこうきつめのソバージュロングヘア(笑)
    ま、日焼け止めを塗っただけのほぼノーメイク状態ではあったけれど。

    おじさんが全然相手にしてくれないので、その銀行から電車で3駅先の駅前にある別の支店まで歩いて行き、そこの窓口で出金手続き。
    もちろん、何の問題もなくお金を渡してもらえた。
    だって、それは正しいハンコなのだから当然のこと(笑)

    たいした金額ではないけれど、こんなことで電車代使うのがめっちゃ腹立たしく、帰りも1時間ほどかけて歩いて帰った。
    そこまでエネルギーを使っても、私の怒りは一向におさまらなかった。

    もう独身の頃のうぶな私ではなかった。
    あのおじさんを絶対にぎゃふんと言わせてやると固く心に誓った(^^;


    1ヶ月後、チャンス到来。
    出金が必要になった。
    今度は家のすべての通帳とそれぞれのハンコを持ち、おじさんのいる支店へ出向く。
    日頃ほとんど化粧はしないのだけれど、その日はきちんと顔面塗装し(笑)、口紅は持っている中でいちばん赤いものを選んだ。
    闘いに行くための化粧だった。

    私にとっては武装という認識だった。


    あれこれ言われているけれど、高梨選手の化粧も、ある意味武装なのでは?…私はそう感じている。
    個人的には、化粧っけのなかった以前の彼女の方がずっと素敵だと思うけれど、それは他者のよけいなおせっかい感情。
    彼女は自身の気持ちに素直に従い、自分の信じる方向へ進めばいい。


    話が逸れた。

    そのおじさんがいない可能性もあったのだけれど、こちらの執念が届いたのか(笑)、銀行に入ると、窓口のひとつに眼鏡姿の小柄男発見(*´▽`*)

    まずは、何食わぬ顔で普通に出金手続き。
    おじさんはこちらの顔などまったく覚えてはいない様子。
    化粧してもしなくても代わりばえはしない顔なんだから、気がついてもよさそうなものだけれど。
    ま、おじさんにとっての最重要関心事項は、客の顔ではなく、何といってもハンコ(笑)

    やがて、予想通り…呼ばれた。
    もちろん予想通りハンコが違う(笑)…だそうで。

    私は、先月もここの支店のこの窓口であなたにそう言われたけれど、同じ日に他の支店では何の問題もなく、この印鑑で出金できた、と告げた。

    それを聞いたおじさん、若干は焦った様子にも見えた。
    しかし、それでもこのハンコは違うと言い張る。
    私は、違わないと主張する。
    平行線が続いた。

    やがて、おじさんは、たまたま後ろを通った同僚行員に、この印は違うよな?と聞く。
    聞かれた行員は、え?同じだと思うけど?と、ひと言だけ告げ、さっと立ち去る。
    同僚がこのおじさんには関わりたくない様子がありありと見て取れた。

    同じだとあっさり言われたおじさんは、ひとりごとのように、ハンコのここの部分がちょっと違うんだよな、と言う。

    そこで彼の時間は止まった。
    ずっと出金伝票の押印と通帳の押印欄を見比べては、違う、違う、やっぱり違うと言っている。

    何も違わんじゃろ~、てめえ(おまえ、否、あなた…笑)の目がおかしいんじゃ~と、そう思った(; ・`д・´)
    もちろん、そう思っていることは一切表情には出さなかったし、しばらくは黙って彼の様子を見ていただけ。
    が、とにかくこのままではらちが明かない。

    やがて私は、持参した他の3個のハンコも取り出し、ここの銀行印と一緒に手に持った。
    それを彼に見せて、うちの家には銀行印はこの4つしかありません。今日はそれぞれの通帳も持ってきていますので、何なら通帳もハンコも全部お渡しするから、チェックしてみます?と、さらに通帳も出すようなそぶりを見せながら、周りの人が振り返るくらい、かなり強めの口調で言った。
    もちろん、他の銀行の通帳や印鑑を渡す気なんてさらさらなかったけど(笑)
    こいつは私を疑っているんだろうけれど、私の方がこいつを信用していないんじゃ~(#^ω^)

    さすがにおじさんはかなり慌てた様相になった。
    突然態度が変わった。

    こちらのご機嫌を伺うような顔つきになり、もみ手しながら(実際にはそんなことはしていないと思うけれど、私の記憶では、彼はもみ手状態だった)お客さんがそこまでおっしゃって下さったので、このハンコで間違いないということがよくわかりました。
    出金しますのでもうしばらくお待ちください…だった。

    そこまでおっしゃったって何のこと? 本当のことを言っただけなのに?…と思ったし、何よりも、さっきまでは違う・違う・違う…と言っていたのが、急に180度の方へ転向し、このハンコで間違いない…なんて、よく言えるものだ、とも思った。

    私としては、謝罪もないその態度、突然変化したその対応にまったく納得できなかったし、腹立ちはおさまらなかったが、それ以上ことを荒立てる気もなかった。
    一応、大人だから(笑)
    出金できるのならそれでいい。

    ただ、この支店窓口はもう使わないということだけは、心にしっかりと決めた(^.^)


    その後、ATM機もあっというまに増え、どこの銀行でも窓口へ行くことはほとんどなくなった。



    あのおじさんも、ハンコチェックに生きがいを感じていたのだろうか?
    というより、ただ単にお金をすんなり渡す仕事が面白くなかっただとか、それ以外にも何らかのストレスがあったかで、仕事上で他者に嫌がらせができる楽しみを見つけてしまったということなのだろうか?

    今振り返ると、そうだったかもしれない、と思う。
    ただの弱いものいじめ的なことが生きがいだったのでは?…と。
    私が強い態度に出たことで対応が急変したことを思えば、その解釈がいちばん当たっている。

    おそらく彼は、嫌がらせの対象となり得るハンコを持った客が窓口へ来てくれることを毎日毎日待ちわびていた。
    だから、おのずとそういう「目」になってしまっていた。
    待ちわびているのだから、それは当然そうなってしまうかも。
    そういう理性を失ってしまっていた「目…」が、微妙なハンコの時には、違って見える印影に見せた…(。´・ω・)?
    違っていてほしいという願望が強すぎて、違っているようにしか見えなかった…?(苦笑)


    それにしても…。

    同僚行員のあの態度も何なんだ(# ゚Д゚)
    お客さんが目の前にいて、しかも困っているというのに…。
    とはいえ、実はその客(つまり私)は、その「窓口小柄眼鏡男」をぎゃふんとさせることに闘志を燃やしていただけ。
    実際の心の中は、な~んにも困ってはいなかった。

    あ、ひょっとして私、あの同僚男には、困ってはいないことを見抜かれていたのか?
    それならば…私もまだまだ修行が足りない?(笑)

    いやいや、あれからもう30年以上は経った。
    今なら、闘志はひた隠し、困ったふりもじゅうぶんできる!(^^)!


    そして…。

    今の時代ならば、あのおじさん、客からのクレームが続いて、窓口業務を続けることはきっと難しい('ω')

    DATE: CATEGORY:LIVE記録(落語 他)
    公演日  2022年2月5日
    公演場所 サンポートホール高松 大ホール

    2022-02-05.jpg

    コロナ感染者数減の気配もないけれど、この公演に関しては、わりと早い段階でサンポートホールのホームページに予定通り開催する旨のお知らせ。
    独演会ではなく、桂米朝という超・有名な一門の落語会なので、大ホールでの開催。
    この一門の落語会は、かなり以前に金丸座(旧金比羅大芝居)で観たことがある。
    もちろん、ざこばさんも南光さんも参加されていたが、その後なかなか彼らの落語を生で聴くチャンスはなかった。


    さて、当日。
    会場へ行ってみれば、ついにサンポートホールも病院入口にあるようなモニターに表示が出る体温測定器導入。
    これっておそらく今後もずっと必要になるから?
    マスクがずっと必要なのと同じなのかも(´;ω;`)

    チケット発売が昨年11月頃。
    一席ずつ空けての販売ではなかったため、この公演では、後方の空いている席や、通常落語会では開けない2階席への移動も可。
    我々は、購入した席へそのまま座ったけれど。


    もう落語を聴くようになってそこそこ経っているので、知っている演目も増えたけれど、同じ演目で噺家さんによって趣には違いがあるから、そこがまた落語の魅力と言うか…。
    今回も、初めてだったのは「鉄砲勇助」と「稽古屋」で、「時うどん」なんて、やはり香川公演なのでうどんは外せないないらしく、もう何度聴いたことか(笑)
    それでも面白い。

    先日の月亭方正さんの独演会での林家菊丸さんの「時うどん」を聴いたばかりだったけれど、佐ん吉さんの「時うどん」も楽しませていただいた。

    ざこばさんが病気されたことは知っていたが、言葉が出なかったというのは、私は今回初めて知った。
    落語の前に、その様子を詳しく語り、さすが落語家が語るだけあって、かなりの病状だというのに笑いが絶えないのはさすが。
    そして、本題の落語の演目が嘘つきのおはなし「鉄砲勇助」とは…(笑)

    米團治さんは、米朝さんの息子さん。
    米朝一門会でありながら、米朝の血を引いているのは、自分だけだとか、伝統芸能なのに親から子へと引継ぎがないのは落語だけとかと言いながら、自分が落語家になったのは、一門のざこばさんたちが懸命に勧めてくれたからだと、さらりとおっしゃる。
    若く見えるけれど、もう還暦は過ぎていらっしゃるということに少し驚いた。
    見た目も落語も品を感じる落語家さん。

    南光さんは、べかこ時代の印象が強いのだけれど、もう70歳と知り、これには少しどころかめっちゃ驚き。
    今回の「火焔太鼓」…知っている演目ながらも、独特の語り口に惹き込まれ聴き入った。

    世の中に「いろいろなお笑い」はあふれているけれど、あらためて「落語は不滅」だと感じた日(^○^)

    DATE: CATEGORY:ひとりごと
    しばらくブログを放置しておりましたが、今のところコロナ感染もしておらず、また濃厚接触者にもなっておりませぬ。
    ブログにご無沙汰だったのは、久しぶりに「読書モード」に入っていたため。
    読む方に熱中すると、当然書く方はおろそか(^_^;)


    そういう日々だったけれど、本日は久しぶりに県境を越えたった(;´・ω・)
    その道中、少し前まではあちこちの道路の電光掲示板にあった「県をまたぐ移動は慎重に…」にの文言が、いつのまにかなくなっていることに気がついた。
    あちこちでまん延防止云々…は出されていても、以前みたいに「県境を越えるな…」みたいな、無言の締め付けが消えた?(^^;)
    その代わりなのか、「感染防止対策をしっかりせよ…」みたいな文言が掲示板にはあった。

    が、我々には、絶対に感染しないための方法がわからない。
    消毒? 手洗い? うがい? 3密を避ける? アルコールを伴う飲食をしない?…考えられることはぜ~んぶやってるんだけれどね…(# ゚Д゚)
    これ以上、何をどうがまんしろっていうのだろう?


    ずっと家の中に閉じこもっているのは、けっして健康的ではない。
    かといって感染したら、健康的ではなくなることはもちろん承知。
    それでも、本日はお出かけ。
    詳しいことは、また後日。

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