この2年間、まったく自由に出かけていないってことは、もちろんないのだけれど。
でも、気分的にはまったく自由だとはけっして感じない。
そんな状況でも、それほどひどい落ち込みもなく過ごしてこられたのは、そこそこ程度には持ちあわせている適応能力のおかげか、それとも、鈍感力が高めだからなのか…(^_^;)
いずれにしろ、この状況下でも、そこそこ… 何とか… やってこられたのは…確か。
さて…。
今までだったら、そろそろあの「トマト」の季節だから高知へ行こうっ…なんて気軽に実行していたことができなくなった。
でも、そのおかげ(苦笑)で、ついに昨年から、個人的にはめっちゃ抵抗があった「お取り寄せ」に手を出してしまった。
実は、「お取り寄せ」という言葉自体が、
物凄~く嫌い(笑)だったし、食べる物くらいは自分の目で確かめて購入したいし、分相応の生活を、地道に地道に(笑)心がけてきた者としては、日常生活ですぐには手に入らないのなら、別に食べなくてもいいじゃんって思ってきた。
その「食べなくてもいいじゃん」とならなかったのが、このトマト(^O^)

土佐まほろばトマト。
高知県に多いフルーツトマト。
高知でいちばん有名なフルーツトマトと言えば、たぶん徳谷トマト?
徳谷トマトや夜須のフルーツトマトは、香川県内でも、ときどきスーパーの店頭には並ぶので、運がよければ手に入るけれど、このまほろばトマトは見たことがない。
最初にこのトマトを知ったのは、泊りがけで高知へ遊びに行った帰り道で立ち寄った、南国市の道の駅。
こういう箱入りのものが商品棚にいくつも並んでいて、最初に見たときは驚いた。
香川で見かけるフルーツトマトは、袋入りで、せいぜい5~6個入り。
箱入りのこんなにたくさんは食べられないかも?と思いつつ、フルーツトマトの美味しさは知っていたから、えいっとばかりに買った。
その美味しさは、箱の中が20日間足らずで空になったほど。
その後、このトマトがある時期に必ず高知へ行くというわけでもなかったとは思うけれど、高知へ行くのがこのトマトがある時期の場合は、帰りは必ずその道の駅へ立ち寄るようになった。
お昼を過ぎた時間には、ほぼ売り切れるので、買えないことも何度かあった。
その道の駅以外では、一度だけひろめ市場内のお店でひと箱だけ置いてあるのを見かけたことがあるだけで、収穫時期であっても、他の場所で売っているのを見たことがない。
昨年2月末。
まほろばトマトを食べたいけれど、高知までは行けないし、無理して行ったとしても売り切れだったら、ばからしいし、と鬱鬱考えていたら、それこそ鬱鬱している自分がめっちゃばからしくなってきた。
「お取り寄せ」なんていうのは、所詮誰かが作った言葉。
自分に必要な書籍やCDなどはネットで購入しているのだから、必要な(食べたい)トマトだって、ネットで買えばいいじゃんって、そう思えてきた。
結局、昨年は2回購入。
今年も、今回のこれで2回目。
2回目の今回は、2箱購入。
だって、1箱が約2週間くらいで無くなる。
画像ではわかりにくいけれど、上の箱で1個分の隙間があるのは、届いてすぐに相棒クンが、今すぐ1個食べたいとおっしゃったから(笑)
今日の朝食では、ふたりで1個食べたので、もうすでに2個分無くなったし、夕食で、さらに2個減ると思われる(笑)
コロナ禍にならなかったら、私はたぶん一生、このトマトをネット注文で入手することはなかった、と…そう思う。