公演日 2022年7月2日
公演場所 なんばHatch
四国から出るのは何年ぶりだろう?
最後に高速バスを使ったのはいつだっけ?
朝、そんなことを思いながら家を出た。
そもそもコロナ社会になってから、地元のJRや電車にもほとんど乗っていない。
2年半以上もそういう状態が続き、もはや四国の外に出ることは不可能なんじゃないかと思っていたところ、ライブ遠征のチャンスがやってきた(^○^)
まずは相当久しぶりに最寄りJR駅へ行ったら、音声も流れる電光掲示板が設置されていてびっくり。
最寄りの駅は無人駅。
窓口も改札もない。
昔は定刻どおりに列車がこない場合、対向列車の運転士さんや車掌さんから情報を知らせてもらったり、自分で高松駅に電話して状況を聞いたりしていた。
携帯電話もなかった時代、JR乗車をあきらめて、少し離れた電車駅に向かうこともあった。
スマホを持つようになってからは、ようやくネットで状況を知ることができるようにはなったけど。
今回、時代が変わったことを実感。
無人駅には画面つきの案内板…(*´▽`*)
そういえば、数年前に音声だけの案内は流れるようになってから、とりあえず自分の乗る列車が遅れていることくらいはわかるようにはなったけれど、乗換え列車などの詳細は、駅に着くまでわからなかった。
この日、駅へ近づくと何やら音声が聞こえる。
初めて見る電光掲示板には、路線図が示され、音声の方は瀬戸大橋線の一部運休や遅延のことを伝えている。
一瞬、焦る。
が、どうやら高速バスに乗る我々には関係なさそう。
瀬戸大橋線の遅延運休は、高松駅まで乗る予定の高徳線にも影響はあるだろうけれど、高速バスに乗るまでの待ち時間が50分もある。
コロナのせいで高速バスもJRも運行本数がめっちゃ減った。
現在の時刻表を見ると、岡山でのライブ日帰りは、もう無理だと思う。
終電がめっちゃ早くなってしまった。
今回も、列車と高速バスの両方の時刻表をきちんとつきあわせるまで、まさか高松駅で50分もの時間待ちが発生するなんて思ってもいなかった。
しかし、こういう遅延等がある場合はそれが幸いすることもある。
その後、対向の下り列車も定刻に到着&発車。
まず問題はなさそう。
50分も余裕があるのだから(苦笑)。
無事に高松駅到着し、驚いたこと…。
土曜日だというのに、バスターミナルの待合室は人が少なく、1席ずつ空けて座っても、ガラガラ。
人気のバス会社の便だけは2号車まで出ていたが、あとはどのバスも乗客が少ない。
我々の乗る大阪行きも、コロナ前は土日ならば午前中の便はほぼ満席状態だったのに、この日は結局半分程度しか埋まらなかった。
次に驚いたのが、なんば湊町バスターミナルのOCATの様子。
いつもバスを降りたら、たくさんの人で溢れかえっていたはずの場所が閑散としている。
1階へ降りると、見慣れた店舗がまったくなくて、一瞬どっちへ進んでいいのか戸惑ったほど。
なんばウォークまで進むと、それなりの人出があり、大きい違和感は消えたけど。
でも、土曜日のわりには、以前よりも人が少ない印象。
事前の問い合わせによると、高速バス車内は、厳禁ではないものの、飲食をなるべく控えて欲しいとのこと。
昼食は食べないままの到着だったから、ホテルの部屋内で、コンビニで買った遅い昼食(´;ω;`)をとってからなんばHATCHへ向かう。
なんばHATCHはワタクシにとってはすんなりと行ける気がしない場所('◇')ゞ
1回目はSOPHIA。
もちろんひとり行動。
それほど大きく迷わずには行った記憶があるのだけれど、帰るとき、現地で合流した友達が進む方向と、ワタクシが来た順路が全然違うのでめっちゃ驚いた記憶。
友達によれば、この順路の方がわかりやすいとのこと。
こういうことが生じると、私は記憶が混乱し、尾を引くタイプ(苦笑)
2回目が、2019年の音屋吉右衛門ライブ。
このときは、相棒クンと一緒。
一度目の帰路の記憶と、ネット情報を元に会場を目指したものの、建物は目の前に見えているのに入口がわからない…(´;ω;`)
地図には強い相棒くんも都会の建物には弱いので、少しばかりタイムロス。
時間には余裕があったからじゅうぶん間にはあったものの、そこでこの会場に対する苦手意識が芽生えた:(;゙゚''ω゚''):
3回目は、同じく世良さんのロックバンドでのライブ。
このときは、めっちゃ迷ったわけではないが、いわゆる標準のルートの場所に行きつくまでには、何度かメモを確認した記憶。
ここは、途中までは何のためらいもなく進めるのに、あの大きい柱が見えた時点で、ワタクシ的には何らかの錯覚rというか、何かしらの違和感を抱いてしまう場所らしい。
表示板の矢印も、ワタクシには非常にわかりづらい。
4回目の今回。
実は、本当なら6回目のはず。
2020年だったかの音屋吉右衛門ライブはコロナのため中止だったか延期だったか忘れたけれど、チケットは確保していたもののキャンセルした。
2019年のレイフラのライブは、入院中だった相棒クンの母親の状態が悪化し、前々日に断念。
もしも今回が6回目だったら、さらにもっと自信を持って行けたかどうかはわからない(笑)けれど、今回は高速バスを降りてホテルへ向かう前にルート確認済み。
今後はもう強い自信を持って行ける…はず(笑)
あの大きい柱にも、もう惑わされることはないっ(。-`ω´-)!!



若い頃の世良公則さんは、私にとっては苦手なタイプの歌い手さん。
がなるだけで、歌が上手とは全然思わなかったし、ただかっこつけてるというふうにしか思えなかった<(_ _)>
その印象が変わったのは、10年ほど前。
県内のあまり大きくない会場でのソロライブ。
もちろん最初、私は行く気がまったくなかった。
しかし、相棒くんに半ば無理やり連れて行かれたそのライブでめっちゃ感激。
その後、じっくりCDを聴いてみると、以前にはわからなった「味」のようなものを感じる。
私の聴く耳が変わった(笑)のか、それとも世良さん自身の変化なのかはわからないけど。
今回、数年ぶりに生の歌声を聴くと、その声はさらに艶が増して太くなり、そしてよっちゃん(野村義男さん)のギターがうなり、世良さんの歌唱を盛り立てる。
いつものタツノコソングスの楽曲もギターアレンジを変えてきて、アコースティックデュオとは思えない凄い迫力。
めっちゃ素晴らしい、大満足のライブ。
もちろんMCたっぷりで、大いに笑わせてもらった(^○^)
コロナへの警戒心もあって、ずっとライブ遠征は避けてきた。
今回は高速バスと宿泊ホテル、ライブ会場、食料調達のためのコンビニ、わらび餅を購入したお店にしか立ち寄っていない。
それでもじゅうぶん満足。
今後もこのスタイルならば、ライブ遠征できそう。
帰りのバスターミナルも閑散。
今までだったら、座る場所がない場合もあったというのに。
バスの減便状況をみても、元の状態に戻るのはまだまだ相当時間がかかるのではないかという印象。
おまけ…。
高速バスからホテル、ホテルから会場と何度もなんばウォークを往復することになったのだけれど、この地下街はひまわりだらけ(笑)
今までだったら、まあ夏だからね…程度の感想だったと思うけれど、、今回は思わず写真を撮ってしまった(笑)