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正しさ  

昨年の夏の終わり頃、遥洋子氏の「介護と恋愛」を読み返す機会があった。
そのときも、偶然に「正しい…ということ」について、いろいろ思うことがあった時期。
本の中の「正しさ」についての記述に、思わず頷いた記憶がある ⇒ 「過去記事」


今年に入ってから、テレビをつけると日々流れてくるのは、不倫したと言われている方々の話題か、某知事の話題がほとんど。

不倫は、けっして正しいとは思わないが、当事者間のことなので、第三者がとやかく言える問題ではない、と思っている。
「誰に謝ればいいの?」とおっしゃった方の言葉は、ある意味ではごもっとも(苦笑)。
自分は、当事者以外の人に対しては、けっして正しくないわけではない…(当時は)そう言いたかった、ということなんだろう。

また、昨日までの段階では辞めないとおっしゃっている某知事さんも、法律違反に問われるほどではないことなのに、それで自ら辞めてしまったら、自分のやってきた行為が「正しくない」と認めてしまうことになる、という論理なのかな。

このどちらに対しても、「マスコミ」というか「世間」は、ご当人たちとは、また別の「正しさ」をふりかざし、その観点から責めているわけで…(;^ω^)
しかし、個人的に言わせていただくなら、「子供」を持ち出すのは、非常に卑怯。
もし、ワタクシが「子供」だったら、親からそうされたことに対して、親に強く抗議する( `ー´)ノ




話を元に戻すと…。
こういう時期に、またまた「介護と恋愛」の本を読む機会があった。


もし、個人同士の関わり合いの中で、一方的に「正しさ」…だけを突きつけられたら…?
そういう状況は、かなりきついはず。


介護に関して言えば…。
過去の介護の時期に、「正しさ」を突きつけたことは一度もない(相手の態度を見るだけでこっちがつぶれそうになってしまうから、こちらからはなるべく関わらないようにしていた…)けれど、ワタクシの目には、当時逃げてるとしか思えなかった相手は、自分で作り出してしまった「幻の正しさ」に怯えていたのかも…と、15年以上も経った今、そんなふうな観点でも振り返ることができるようになった。


もし、そういうことだったのなら、「それは幻だよ…」って言ってあげられたのかも。

否、昔も今も人間ができてないから、やっぱムリ?(;´∀`)

Posted on 2016/06/15 Wed. 08:29 [edit]

category: ひとりごと

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