今、この本が原作の漫画が大ヒット中だとか。

私の脳では漫画を読むのに、人の3倍くらいは時間がかかるので、原作の方を、初めて読んだ中学2年生の時以来かもというくらい相当久しぶりに読み返してみた。

自分流速読(つまり、飛ばし読み)なので、一時間もかからないくらいで…。


この本、中学2年生のときに、親や教師に勧められたのではなく、何らかの情報を元に、自分の意思で買ったことは記憶にある。

本というか、活字そのものが好きだったので、定期講読していた学習雑誌のお勧め本コーナーや、新聞の中高生向けお勧め書籍欄は必ずチェックしていたから、そのどちらかの情報源で、この本の存在を知ったのだろう。

一冊の本を何十回でも読み返す私には珍しく、この本はたぶん何度もは読み返していない。
読み込んだ様子も全く感じられない。
子ども時代に読んでいたお気に入り本を開くと、必ずビスケットの細かいかけらくずがはさまってるんだけど、この本にはそういうものが全然なかった。

読了時の印象は非常によく覚えている。


な~んだ、題名に期待したのに、中身はごくごく「あったりまえ」のことしか書いてないし、それに何の正解も示されてないし、結局大人ってやつらは、こういう妙に、ものわかりのいいやつらか、頭ごなしに決めつけるやつらかのどっちかなんだよな…だった(笑)

吉野源三郎先生、ごめんなさいm(__)m


おそらくは、読んだ時期が悪かった。
いちばん生意気ざかり、しかも人生でいちばんたくさんいろんな種類の本を読んでいた当時の私には、ちょっと物足りなかったのかも。


ものの見方について、自分側だけからしか見なかったら見えないものがある…だとか、過ちを犯したら、それを自ら認め、それを悔い、相手に謝る…だとか、当たり前のことしか書いていないことにがっかり。
で、最後が題名と同じ「君たちはどう生きるか」だった。

けっして「どう生きるべきか」を示してくれなかったことに不満を抱いた自分の「幼さ」が今ならよくわかるんだけど(苦笑)


それにしても…。
何度も読み返してもないし、少なくとも読んだ当時は、内容にもがっかりしたはずなのに、この本に書かれていることは、今の自分の原点になったんだとは思う。

物事を見るときの視点だったり、自分の考えを持つことだったり…。


当たり前のことだから、読み返す必要がないくらいなんだけど、一度読んだだけで、こころに深く刻まれたということかな…(苦笑)


【2017/12/17 16:27】 | 携帯から
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