今回は出発前の段階で、シェルパ斉藤さんこと、斉藤 政喜さんの「行きあたりばっ旅」みたいな「なりゆきまかせの旅」になりそうな予感はあった。
そういう予感は、的中しなくてもいいんだけど…:(;゙゚''ω゚''):
ご隠居さんとなった相棒くんが、まず仕事を辞めていちばんにやりたいこととして挙げたのが、(ワタクシと一緒に)丸亀のうどん屋さんで朝からおでんの牛すじでビールを飲むこと…だった。
その願望は叶ったからそれで終わり、と思ったワタクシが甘かった。
次に言い出したのが、小豆島には美味しいラーメン店が2店舗あり、さらに美味しい中華料理店が1店舗あるので、そのうちのせめて2店舗にはぜひmikelanを連れて行きたい…だって。
ま、それも以前からたびたび言ってたような…気もするが、こちらとしては、丸亀の牛すじ&「ビールと同様で、あまり本気にはしていなかった。
が、ご隠居さんになってからは、けっこう真剣な口調。
………………。
ワタクシの心の声としては、小豆島ってそんなに近くない、時間がかかりそう、料金も安くない、そもそもフェリーってあまり乗りたくないいんだよな…だった。
だから、そんなの、ひとりで行けよ~とは思ったが、この場合、ヤツの中では、ひとりで行っても意味がないんだろうなってことくらいは長~いつきあいなので、もちろん理解している。
ま、行くにしても、高知旅から帰ってきたばかりだったし、まだ少し先のことだと思っていた。
ところが、相棒くん、すっかりその気になってしまい、そうなると、めっちゃ行動が早い。
フェリーの時刻表などを調べている様子。
まず初日、フェリーで小豆島へ渡り1軒目のラーメン屋さんでお昼にラーメンを食べて、その後は岡山へ行き、以前に食べた岡山のイタリアンのお店で夕食。
その日は岡山泊まり。
2日目は、またフェリーで小豆島へ戻り、もう1軒のラーメン屋さんで昼食、その後はうどん国へ戻る。
その計画を聞いたワタクシの感想…「高~いラーメン代やな~」(; ・`д・´)
当方乗り気じゃないし、どうせ、ヤツは自分ではネットでホテルの手配とかできないし…と数日間放置していたら、岡山のホテルはどこがいいんだ~とかうるさく言い始める。
前々から、自由の身になったら日本一周するんだ~と言ってたから、それに比べりゃ小豆島~岡山なんて近いものだし、と岡山のビジネスホテルとイタリアンのお店を予約したのは、結局、高知旅から帰って、1週間も経っていない頃。
車の定期点検の関係で、定期点検よりも前に、走行距離をもう少し伸ばしておきたいから、4月半ば過ぎ頃までには行きたいとヤツの希望を入れたら、そういうことになってしまった。
走行距離を伸ばしたいので、岡山で他に行きたいところはないか?とのこと。
そんなことを聞かれたら、「テツ」としては、美作滝尾駅へ行きたいと即答(笑)
相棒くんは、「それ何? それどこ?」状態だったけれど、、帰りに小豆島経由するのを止め、普通に瀬戸大橋を走ればじゅうぶん行けることが判明。
ところが、それからさらに数日後、美作滝尾駅だけではそれほど走行距離が増えないし、小豆島は行かない…と。
???…
めっちゃ美味しいラーメンは???…
そのラーメンを、mikelanにぜひ食べさせたいって言ってたはず???…
じゃあ、旅そのものを止めるのかな、と思ったら、美作滝尾駅以外にも行きたい場所はないのか、と。
???…
結局、現実的に考えて小豆島を経由することが面倒ということが、相棒クンの頭の中で、ようやくイメージとして捉えられるようになったらしい。
フェリーしかない時代はそれがあたりまえだったけれど、フェリーの乗船手続きはそれなりに面倒だし、なんといっても、時間がかかる。
以前に、瀬戸大橋から小豆島はどう行くんですか?と聞いている観光客を見かけて、「なんと無知でバカなヤツ!」と思ったことがあるという相棒くんだけれど、ラーメンだけのためだけに、わざわざ小豆島を経由しようと思った相棒くんもけっこう「おバカさん!」(;^ω^)
ってことで…。
出発寸前で、計画は大きく変更。
瀬戸大橋を通って岡山1泊。
翌日は明石海峡大橋を通って淡路島で1泊。
最終日は、鳴門大橋経由で戻る。
これで、走行距離数は稼げる…だそう(;´・ω・)
4月16日(月)
ま、テツとしては美作滝尾駅さえ行けたら、それでじゅうぶんっていうことで出発。












寅さんはめっちゃ好きっていうことではないんだけれど、邦画好き人間として、「男はつらいよ」シリーズは、ほぼ全作品見ているはず…。
ということは、この駅も、映画館の大画面では見たんだろうけれど、その頃は「テツ」じゃなかった…(^^;
しかも、テツとして因美線は全線乗ってはいるんだけれど、この駅では乗り降りしていない。
だって、一度降りたら次の列車まで相当な時間を待つ。
車じゃないとなかなか来ることが難しい場所。
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