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    mikelan

    Author:mikelan
    mikelan(ミケラン)と名乗っておりますが、実態はどこにでもいるフツーのオバチャン。

    音楽・旅が好き。
    若い人たちに紛れ込んで、こっそりと(?)ロックバンドのライブに行ってます。

    ブログタイトル「からっぽの青春」は、知ってる人は知ってる(^^♪あるレコードのシングル盤のタイトルから拝借しました。
    生来あまのじゃくなので、ここのブログ記事も、そのような内容…かも。
    カテゴリは、大雑把な性格なので、かなりおおまかな分類。


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    DATE: CATEGORY:LIVE記録(落語 他)
    1/22(土)は宇多津で月亭方正さんの落語独演会。
    日々感染者が増えて、どうなるのかな?と心配だったけれど、当日になってもホームページ上でのチケット発売中の記載は消えていなかったので、会場に問い合わせることもなく出かけた(苦笑)

    2022-01-22-1.jpg


    落語会がよく行われるサンポートホール高松の小ホールだったら300人程度の収容人数。
    600人ほどのキャパのここの会場は、落語独演会を行うには少し大きすぎる。
    コロナ感染増もあり、キャパが大きすぎることもあり、また落語家としての月亭方正さんの知名度のこともあってか、入りは、半分とまではいかず、3分の1強といったところだったか…(´;ω;`)

    この会場、このところ急激に感染者数が増えたからということもあってか、座席ごとに仕切りを置くという対策。
    手間も費用も相当大変だったと思う。
    そして、場内前方の座席者に対し、密が気になる人は後方の空いている座席への移動も自由。
    我々はチケット購入時に、いつものように中ほどの一段上がった座席を確保。
    チケットをかなり早めに購入する人は、まずその辺りは選ばない場所。
    どちらかといえば、前方の席がほぼ埋まってしまってからようやく売れていく席。
    というわけで、我々の横には人が座ることもなく幸い。
    もし、横に人がいたら、間の仕切りがけっこう気になったかも。
    少しでも身体を動かすと、すぐ仕切りに当たってしまう(´;ω;`)

    でも、ここまでの感染対策はありがたいこと。




    さてさて…月亭方正さんのこと。

    テレビの、いわゆるお笑い番組を積極的に見ることはまったくないと断言できるほどのワタクシ。
    それでも…「山崎邦正」という名前は知っていて、そのころからなんとなく気になる方ではあった。

    立ち位置的にはそういうキャラを維持しなくてはいけないのだろうけれど、テレビ画面上では、正当には評価されていない感(真っ当に扱われていない感じ)が強く出ており、それは彼だけでなく他にもそういう芸人さんはたくさんいて、そういう「笑い」が今の時代では一般受けしているということや、その世界では、そういうキャラも必要ということも重々承知はしていた。

    でも、そういう「笑い」は、私たちふたりとも好みではない。
    というより、そういう類のものには、私はちょっとした拒否感すら持っている。
    したがって、気になる方ではあっても、彼が出る番組を見ようという気持ちになることはなかった。


    その山崎邦正クンが、月亭方正という名前の落語家になったということを知ったのはいつ頃だっただろうか。
    落語の楽しさを知ったので、落語家になったという彼の落語を一度は聴いてみたものだとずっと思っていた。
    だから、この落語会のことを知ったとき、すぐさまチケットを確保。



    この日の開口一番は、お弟子さんの月亭柳生さん。
    昨年お弟子さんになったばかりらしいけれど、非常に良く通る聞きとりやすい声。


    続いての方正さんの演目は「御神酒徳利」…これはどなただったかは憶えていないけれど一度聴いたことがある。
    そのときに聴いたのとは、少し違ったけれど、落語家さんによって話の筋立てに多少の違いはあるし、またアドリブもある。
    落語というものは、そこがまた面白い。
    噺家によっても、同じ演目なのに味わいが微妙に異なる。

    実は、月亭方正という落語家について、事前に情報は調べなかった。
    新作の落語家なのか、古典の落語家なのかも知らないままだったので、いきなりの「御神酒徳利」には少し驚いた。
    が、とにかくこの方は落語が巧い、とまずはそう思った。
    相当上手だと思った。

    落語家さんによっては、身振り手振りがやたら大きくて声も張り上げる方、逆に見た目は非常に淡々としている方、と様々。
    方正さんは、どちらかといえば後者。
    派手さはそこまでではないものの、でもとても上手で、まだまだこれから先が楽しみな噺家さんだと感じた。


    次に出てきたのは間寛平さん。
    寛平さん、この落語会の舞台でいったい何をするんだろうと思っていたら、浪曲だそうで…。
    演目は「けんか安兵衛」…おなじみ高田馬場の決闘の場面。

    寛平さんは、まず登場時はいつものようにおふざけ(笑)
    方正さんが、すっかり落語家のたたずまいで現れたときとは大違い。
    しかし、いざ始まってみれば、さすが芸歴が長い方。
    思わず内容に惹き込まれていたけれど、途中でちょっとウトウトしてしまったらしいお客さんへのいじりで脱線し、自分でもどこまで演じたかわからなくなったと言いつつ、またしっかり本編に戻り…(笑)

    めっちゃ楽しい浪曲のお時間(^_^;)


    次は林家菊丸さんの落語で「時うどん」…これはもちろん何度も何度も聴いたことがある。
    この落語家さん、林家ということは染丸一門なんだろうけど?… おや、何だかお顔も見たことあるような? …と思いつつ聴いていたのだけれど、とにかく落語がめっちゃ素晴らしくて、巧くて、本当に本当に美味しそうにうどんを食べている(笑)

    後で調べたら、見たことあるはず、落語が巧いはず。
    昔は林家染弥さんという名前の方だった。
    かなり以前に、この人凄いな、また聴きたいな、と思った落語家さん。
    昔は、もっともっとやんちゃ顔だったように思うけれど、すっかり落ち着いた雰囲気だったし、名前が違うから全然わからなかった。

    林家菊丸というのは上方落語の由緒ある名跡で、2014年になんと115年ぶりに復活したそう。


    中入りの後、方正さんの落語は「しじみ売り」…これは初めて聴いたけれど、人情噺だった。
    人情噺は演じ方が相当難しいと思うのだけれど、方正さんの噺は淡々と進みながらも、その情景がとても鮮やか。
    聴いている方も、想像がどんどん膨らんで、すっかりその世界の中へ…。

    個人的には、またぜひ聴きたい噺家さん。
    今回のお客さんは、いわゆる落語好きの方よりは、おそらく落語を聞くのが初めてという人の方が圧倒的に多かったように感じたけれど、それでも最後の方は大きい拍手。


    記念に手拭いを購入。

    2022-01-22-2.jpg  2022-01-22-3.jpg

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