昨夜、あまりの暑さに窓全開で寝たら、明け方は気温が下がったらしく、大雪の中、暖房用の灯油を買いに行く夢を見た。
ちなみに、灯油ストーブはニオイが苦手で、一度も使ったことがないんだけれど(苦笑)
この連日の暑さで、ただでさえ低い文章作成能力が、さらに低下してる気がする。
現在の室内温度32℃
いつもだったら暑さ的には、まだまだ「楽勝」のはず。
今のところは扇風機だけで快適なのに、文章が進まない。
室温が34℃以上に上がる前には書いてしまいたい(-.-)
昨日の続き…。
行くことに決めた、兵庫県加西市の五百羅漢へは、北条鉄道の北条町駅が最寄駅となる。
三宮からのルートはふたつ。
①JR山陽線で三ノ宮駅から加古川駅まで。
加古川線に乗り換えて粟生(あお)駅まで。
粟生駅から北条鉄道に乗り換えて北条町駅。
②地下鉄の三宮駅から湊川公園駅。
次は神戸電鉄有馬線の湊川駅から鈴蘭台駅。
そこで同じく神戸電鉄粟生線に乗り換えて粟生駅。
粟生駅から北条鉄道。
運賃は②の方が90円安く、所要時間は①の方が20~30分短い。
つまり…。
鉄道に関心のない人には、あまり大きい違いはない。
乗り換え回数が少なくて時間が早いJRの方がオススメかも。
しかし…。
けっして鉄ヲタではないと思ってるワタクシだけど…。
神戸で地下鉄は一回しか乗ったことがないし、神戸電鉄の方は一度も利用したことがない、という大きい理由があるので、当然②を選んだ。
地下鉄の湊川公園駅と神戸電鉄の湊川駅は、予想通り。
一旦改札は出なければならなかったけれど、適切な場所に適切な案内板があったので、スムーズに乗り換え。

その後は同じ神戸電鉄なので、何の問題もなく粟生行き車両に乗る。
ふと気がついた。
三宮からずっとICOCAでここまできてしまったけれど、最後はどうなるのだろう?
さすがに北条鉄道ではICOCAが使えないと思う。
それより粟生駅の改札はどうなるんだろう?…(-_-;)
以前、あの駅に駅員さんはいたかな?

神戸電鉄鈴蘭台駅
時間があれば、改札を出て、ちょっと「駅&駅周辺見物」をしてみたかった駅。
線路の分岐の光景がいい感じ。
↓
鈴蘭台へ来るまでに「オシャレな街・神戸」から遠く離れ、自然豊かなところへ来たという雰囲気になってきていたが、粟生へ向かうにつれ、外の景色の色はもっともっと「緑」が多くなり、色の深みを増していった。
鈴蘭台からおよそ50分で粟生駅に到着時には、いつのまにか車内にはたくさんの高校生。
彼らがにぎやかだっただけでなく、アナウンスの声も小さかったのか、乗り換え案内は聞こえなかった。
乗り換え時間が10分。
余裕はあるが、運賃精算が気になった。
表示板を見ながら急いで北条鉄道のホームらしき方へ向かう。
途中に神鉄側ICOCAの改札機。
ここまでの運賃は清算できたことになる。
階段を上がった向こう側に北条鉄道と思われるワンマン車両が見えた。
たくさんの高校生とともに乗り込む。
こちらはやはりICOCAの導入はない様子。
ワタクシの地元のワンマン列車と同じ、後ろ乗り前降りの降車時後払いシステム。
以前のことは思い出せないが、たぶん前も同じ?
粟生駅は小さな駅だけれど、神戸電鉄・JR加古川線・北条鉄道が乗り入れている。
鉄道会社がそれぞれ違うけど、列車接続が非常にいい。
でも3社が乗り入れしているにしては、どこがどの路線のホームかちょっとわかりづらかったし、案内放送が聞こえない。
特に、今日みたいに高校生で混雑しているとなおさら。
これでは、慣れない人はちょっと戸惑うかも、と思いながら発車を待つ。
そういえば、以前のときも案内放送がなくて、あれっどっちだ?と迷ったことを思い出した。
案の定…。
すぐ隣から、JR加古川線の谷川方面行き列車が発車してしまった後で、まだそんなにお歳は召していないワタクシよりはうんと若いオバちゃんが、20代の男の子に「これ西脇へ行くやろ?」と聞き、行かないことを知ってあわてて降りた。
この列車の発車1分前…。
彼女が乗りたかった路線の次の発車時刻は、たぶん1時間後…。
さてさて。
人の心配より自分の心配だった(苦笑)
北条町まで20分ちょっと。
クーラーが効きすぎて、寒いくらい。
目的地に近づくにつれ、空模様が気になり始めた。
まだ降っていないが、いつ降ってもおかしくはないような曇り空。
12時半頃に北条町駅到着。
三宮から、なんやかんやで2時間くらいはかかっていた。
北条町駅へ着いてみれば、木造だった駅舎は、近代的になっており「ここはどこ?」状態。
駅舎が変わってしまい、駅前の様子がまったく違う。
イメージしていたのと違うから、方向感覚が少しおかしくなる。
お昼どきだったからか、観光案内所に人影はない。
線路の位置だけは変わっていないので、冷静に記憶をたどり、たぶん、こっちだろうと思う方向に歩き始めた。
ちょうどラーメン屋から出てきたサラリーマンのおっちゃんを見かけたので、つかまえて聞く。
ところが、彼は五百羅漢の存在は知っていたけれど、場所は詳しく知らない様子。
地図を見せると、やはりワタクシが思った方向を指さして「あっちだと思う。もう少し近くへ行けば有名なところだから案内板があるはず」とおっしゃる。
駅前の道路が広く新しくなっており、昔の面影が全然なかった。
自動車用の、ずっと先まで行く道路案内板はあったけれど、羅漢さんへの案内はない。
駅前にはコープの店舗、その少し先にはかなり大きいショッピングセンターがあるようだ。
でも人が歩いていない。
車がたまに通る程度。
こうなれば「自力」で行くしかないので、ネットから拾っておいた地図を頼りに細道へ入る。
その方が絶対に近道だと思った。
郵便局があった。
持ってきた地図には載っていない。
やはりこの地図は大まか過ぎる。
郵便局へ入って聞こうかと思ったけれど、カウンターにいるのは、たぶん女の人だろうからやめた。
道を尋ねるときは、できれば男性の方がいい。
入り組んだ道を、客観的に教えることができる女性はあまり多くはない。
親切心からとはいえ、ご本人の思い込みなどで、とんでもない方向を教えられることもある。
「自力」を信じたワタクシは、そこから迷うことなく、地図上では羅漢さんのすぐ近くのお寺や神社があるところまですんなりと行けた。
ところが…。
そこからの道が、地図上にはあるのに、現実には見当たらない。
どうやらその住吉神社?に入るしかない様子。
とりあえず挨拶のお参り。
その後、庭の手入れをしていたおじさんに、抜け道のようなところを案内していただく…<(_ _)>
五百羅漢さんの近くまで来て、ようやく少し記憶が戻る。
前回はこの方向からは来ていないはず。
迷ったわりには駅から近い、と今回は感じたのだから、以前は案内板がある正規の道を来たのだろう。
まっ、ちゃんと来れたのだから結果オーライ(^O^)/
拝観料は200円。
無人なので箱へ入れるシステム。
そういえば、前も無人だったことを思い出すのが遅すぎた。
財布の中の小銭はかき集めて196円。
あとは、あらかじめ用意してきたチキンジョージ2日分のドリンク代の500円玉が2個。
近くに自動販売機はなかった気がする。
信仰心があるとは言い難いワタクシでも、神社仏閣に対する畏敬の念の持ち合わせはあるので、一瞬の迷いもなく500円を箱に入れて羅漢寺の中へ。
しっかり500円分のお参りをして(これは当然…笑)から、羅漢さんたちと再会。
あまり広くない場所に、およそ5百体の石仏群。
どちらかと言えば、稚拙な彫り方。
でも、一度見たら忘れない表情ばかりで、何とも言えない味わいがある。
全員とおしゃべりしたくなる雰囲気。









雨が心配だったのに、いつのまにか陽射しがある。
実は、以前にカメラを提げてひとりできたときは、拝観する人は誰もいなかったけれど、静寂にはほど遠い状態だった。
このお寺、三方を幼稚園・小学校・中学校に囲まれている。
あのときは、そのすべてで運動会開催中(^.^)
今回も、昼休みは終わった時間なのに、あちこちから子供の声が聞こえる。
静寂さをお求めの方は、幼稚園・学校がお休みの日に行くことをお勧め。
もちろん、運動会のときほどのにぎやかさではなかったから、のんびり過ごして、たっぷり1時間以上はいたと思う。
この後、いわゆるゲリラ豪雨に遭遇するのだけれど、「超・晴れ女」は傘をさすこともなく、もちろん濡れることもなく…。
その様子は、また次回(^.^)/~~~
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