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第1910回「最近ビックリしたこと」  


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つい最近、自分の中に「闘争心」(笑)がまだ残っていることと、「貪欲さ」もあることに気がついて、ちょっと驚いた。


コドモの頃「負けたら悔しい」という気持ちは、もちろんあった。
が、すでに中学生の時には、教師から、成績向上に向けての貪欲さが全然足りない、とずっと言われ続けていたくらいだから、自分の中に何が何でも高い点を取ろうという気持ちはないもの、と思っていた。

受験制度の中で生きて行く以上、そこそこの点は取らないと取り残されてしまう…ということはわかっていたから「要領よく点をとる術」だけを身に付け、その時代をやり過ごした(今でも家事の手抜きだとかは上手だし「要領はいい方」だと思う)。

もちろん、中学時代、貪欲とまではいかなくても、若干の闘争心は持っていた。
闘争心の相手は、主に出題者に対するものだったけど…。
テストで、いわゆるひっかけ問題にうっかりやられてしまうと、悔しかった。
次のテストでは、卑怯な出題(笑)には負けないぞと思ったことは覚えている。


あれから、長~い年月が過ぎ…。

先日、どのくらい「物事を憶えられるか」を試す機会があったので挑戦してみた。
読んだことのない文章を、数分間読んだ直後と、少し時間が経った後とで2回にわたって、その文章で得た知識を、記入するというもの。

やってみるまではわからなかったが、結局2回とも同じ出題形式で、まったく同じ問題。
長い文章の中で、空欄になっているの箇所を埋める、学校でよくやらされたテスト形式。
もし、1回目と2回目で違う箇所を空欄にされていたら、2回目は完全にお手上げだったけれど、同じだったから「要領のよさ」だけで乗り切ることに成功(^^ゞ



数日前だったか『学校のテストは、ほぼ「一夜漬け」で乗りきってきたから「暗記」はかなり得意だったはずなのに、その暗記方法を覚えていない。 その時代に、暗記能力とやらを、すべて使い切ってしまったらしく、今じゃ自分の携帯電話番号すら覚えられないし、まず覚える気もない…』ということをブログに書いたばかりなんだけれど、今回はかなり頭を使って「頭に残して」みた!



文章を見た瞬間は「拒絶反応」。

最近は「憶える」こと自体がおっくうになっているというのに、文章はかなり長いものだった。
しかも、個人的にはまったく興味が持てない、まるで大作映画にでも出てきそうなお話。
当然、カタカナや数字も盛りだくさん(-_-メ)

大作映画みたい…という「曖昧な感想」なのは、見た瞬間に全文を理解することを放棄したから。
つまり完全に読んではいないから。

文章を見た瞬間、今の自分の能力では、絶対に全部は憶えられない、と思った。
なんとイジワル(笑)な出題者なんだろう、とも思った。
そう思った瞬間に、スイッチが入った。 

つまり…闘争心に火がついた(笑)


まず、全部は憶えられないのだから、文章の意味は考えないことを即決。

問題がどうなっているかはわからないけれど、おそらく「人の名前」や「年代」「名称」を空欄にして、それを埋めろという典型的な学校テスト形式だろうと判断し、その部分だけを憶えると決めた。

その中で、絶対に自分が憶えられそうにないと思ったカタカナの部分は、最初から「捨てた」。
つまり、初めからその部分は頭に入れないようにした。

まず、漢字の部分で、なんとか憶えられそうなのを数個、また、自分の中でイメージを広げていけそうな、つまりは空想が可能な、おそらくは架空の固有名詞を数個選び、選んだものだけを頭に入れることに。
特に、架空らしきものは、勝手にイメージを膨らませやすかったからか、興味を抱くことができ、憶えられそうな気がした。

数字に関しては、自分の携帯番号すら覚えられないくらい苦手。
でも、長らく自分の頭の中にある数字(遣唐使廃止の年などは今も忘れない…苦笑)に近いものだとか、何かに関連付けたら覚えられそうなものなどを、いくつか選択。

とりあえず、最初の1分間くらいで以上のことを決めてから、残りの数分間で、ひたすら頭に入れることに集中。


さらに、それらを憶えていくうちに、少し頭に余裕ができ、これだけでは高い「点数」が取れないと思った(笑)ので、それまでのものを頭に叩き込みながら、「別の頭」で、カタカナ部分の中でも何とか頭に入りそうなものを探す。

昔の勤務先で取引のあった会社名の一部と、子供の頃の愛読書「ドリトル先生」の中に出てくる固有名詞の一部を組み合わせたみたいだ、と見た瞬間に思ったものは、たぶん頭に詰め込める、と思った。

そうこうしているうちに、あっというまに「読む」時間は終了。
すぐに、憶えたことを書くテストへ。

思った通り、問題としては、空欄になっている年代や名称などを埋めていくだけ。
人物の関係性などは問われていない。

憶えた部分だけは、全部埋めることができた。
ひっかけ問題だと感じた、似ている二つの名称が紛らわしく、これは憶えられそうにない、と思った部分も、直後だったからか、すんなり思い出せた。

つまりは…私の「ヤマ」が当たったということ。

出題した人が本格的にイジワルな人だったら、同じ課題文を使っても、違う出題のやり方をするだろう(本格的にイジワルなところがある私なら、きっとそうする…笑)。
その場合、この憶え方では正解ゼロだったはず。


次に記入するまでには少し時間があったので、テレビを見ながらの昼食タイム。

ご飯を食べている間、文章そのものは、カタカナや数字が多い、いちばん苦手なものだったこともあって、考えたくもなかったが、憶えた方法(記憶方法)については、学校時代でもあまり使ったことがない憶え方をしたなぁ~と、ちょっと自分でも驚いていた。

昼食タイムが終わると、2回目のテスト。
ひっかけ問題のところで、ついにというかやっぱり正確に思い出せなかったのは悔しいが、それ以外は、イメージしたことや、関連付けたことを思い浮かべたら案外すんなり(^_-)

結局、2回とも、自分では最初から憶える気がない、いわゆる「捨てた」箇所が半分以上はある、と思っていたのに、意外にも憶える選択をした数は多かったみたいで、半分以上は空欄が埋まっていた。
ダントツの出来ではないが、そこそこってところか。

「頭」が柔らかかった若い頃なら、もう少し出来た気もするが…(-_-;)



イメージする、というのは無意識に使ってきた方法。

たとえば、こんな袋があったら便利と自分で手作りしようと思ったら、私はまず頭の中でイメージを膨らませる。
誰かに教わってだとか、本を見てそれを理解して作る、なんていうことが、元々非常に苦手。
手先自体はそれほど不器用ではないはずなのに、あまりにも出来なさすぎて、不真面目だと思われるらしく、「手芸」関係の講師を、ふたりも怒らせてしまったことがある。

彼女たちの「正しい枠」には、自分の言うとおりに素直に従う人だけしか入っていないから、そこからはみ出たことがいけなかったらしい。

私だって、何かを作りたい欲求は持っている。
でも決められた方法では、どうがんばっても私らしくは作ることができない。

自分なりに考えたのが、「イメージ」から入ること。

今回の記憶するためのイメージの膨らませ方は、自分の頭の中では手作り作業と同じような思考回路だった気がする。
学校の試験のときは、そんな回路は使わなかったけど。

また、何かに似ているとか、何かと関連させて憶える、なんていう方法も、学校時代にも、また日常生活でも使ったことがない。
いつのまに、そんな方法を覚えたのか自分ではわからない。

けっこう長く生きているので、関連させるものはいっぱい持っている、
おそらくは、そういう「経験」が、関連付けて憶えるという方法を、これまた無意識に選ばせたんだと思う。

頭の方が、こんな長文は通常回路では絶対に憶えられないと「非常事態」信号を発し、日頃は冬眠中の「能力」を緊急招集した、というところだろうか(笑)


「そこそこ憶えていられた」という結果が出た理由は、問題を見た瞬間に、やってやろうじゃないのという闘争心が湧いたことと、途中でさらに「点」を取ってやろうと思ったことにつきる。

けっこう「貪欲」だったんだ、私って…(苦笑)


それにしても…。
何だか、自分の持っているすべての「能力」を全部出しきった気がする。
日頃、ほとんど見ることがないそれらは、いったいどこに眠っているのだろう?

「眠れる獅子(爆)」のままで終わらせるのは申し訳ない(もったいない(^^ゞ)から、たまには出してあげないと…ね。



しかし、そう思った矢先の昨日…。

ふだんは、そのお店では食パンは買わないんだけれど、いつも買うお店と値段が変わらなかったから、つい買ってしまい、その20分後くらいにいつものお店へも寄り、他の食料品を買っている間に、すっかり20分前の自分の行動は忘れ、そこでも食パンを買ってしまった。

能力は「テスト」で発揮するものではなく、日常生活でこそ生かすべき(^_-)


おやおや、また「お題」から大きく外れてしまった…<(_ _)>

Posted on 2014/12/09 Tue. 16:16 [edit]

category: 雑記(日常・雑感)

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